2.4.1 ファイル区分
リアルタイムSANレプリケーションでは,HiRDBファイルシステム領域の種類とHiRDBファイルの種類の組み合わせで決まる分類をファイル区分という概念で表します。リアルタイムSANレプリケーションで使用するファイル区分を次の表に示します。
|
HiRDBファイルシステム領域の種類※1 |
pdfmkfsコマンドの -kオプションの指定 |
ファイル区分 |
|
|---|---|---|---|
|
RDエリア用のHiRDBファイルシステム領域 |
DB |
DB |
|
|
共用RDエリア用のHiRDBファイルシステム領域 |
SDB |
DB |
|
|
システムファイル用のHiRDBファイルシステム領域 |
システムログファイル |
SYS |
LOG |
|
シンクポイントダンプファイル |
SPD |
||
|
ユニット用ステータスファイル |
USTS |
||
|
サーバ用ステータスファイル |
SSTS |
||
|
監査証跡ファイル用のHiRDBファイルシステム領域 |
監査証跡ファイル※2 |
SYS |
なし |
- 注※1
-
記載されていないHiRDBファイルシステム領域のファイル(例えば,アンロードログファイルなど)は,ファイル区分なしとなります。また,ログ同期方式の場合,副シンクポイントダンプファイルおよび副ステータスファイルもファイル区分なしとなります。
- 注※2
-
セキュリティ監査機能を使用する場合に作成します。