11.2.3 ログ適用サイトのHiRDBの終了
- 〈この項の構成〉
(1) 終了方法
ログ適用サイトのHiRDBは,pdstop -lコマンドで終了します。なお,ログ適用サイトでは,サーバ単位の終了はできません。また,一部のユニットが停止していてpdstop -lコマンドが実行できない場合は,次のどちらかの方法で終了してください。どちらの方法で終了しても,ログ適用可能状態は変わりません。
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停止しているユニットを開始してログ適用を再開して,11.2.2からの手順を実施する
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ログ適用サイトのHiRDBを強制終了する
(a) 終了モード
ログ適用サイトのHiRDBの終了モードを次に示します。
- 正常終了
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ログ適用を中断し,最新のシンクポイントまでデータベースの内容を保証してからHiRDBを終了するモードです。
- 強制終了
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ログ適用の中断を待たないで,HiRDBを終了するモードです。
- 異常終了
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HiRDBで何らかの異常が発生し,業務が継続できない場合にHiRDBが終了するモードです。
(2) 終了時の注意事項
(a) ログ適用サイトのHiRDBを先に終了した場合
ログ適用サイトのHiRDBを先に終了した場合,業務サイトとログ適用サイトとのデータベースの整合性が保てなくなり,ログ適用不可能状態になることがあります。ログ適用不可能状態となった場合は,システムログ適用化を実施してください。
(b) ログ適用していないシステムログがある状態でログ適用サイトのHiRDBを終了した場合
ログ適用していないシステムログがある状態でログ適用サイトのHiRDBを終了し,業務サイトのHiRDBを開始した場合,業務サイトとログ適用サイトとのデータベースの整合性が保てなくなり,ログ適用不可能状態になることがあります。ログ適用不可能状態となった場合は,システムログ適用化を実施してください。