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ノンストップデータベース HiRDB Version 10 ディザスタリカバリシステム 構築・運用ガイド


8.7 共用表を使用する場合の注意事項(ハイブリッド方式限定)

リアルタイムSANレプリケーションの処理方式がハイブリッド方式の場合,共用表に対して次の表に示すSQLを実行すると,リモートサイトへのデータベースの同期待ち合わせを行います。1SQL当たり2秒以上のオーバヘッドが掛かることがあります。

表8‒7 リモートサイトへの同期待ち合わせが発生するSQL

対象SQL

条件

LOCK TABLE

EXCLUSIVEモード

COMMIT

条件なし

ROLLBACK

DISCONNECT

CREATE TABLE

CREATE INDEX

DROP TABLE

DROP INDEX

ALTER TABLE

  • 再利用セグメント数の変更

  • 主キーの追加

  • 主キーの削除

なお,リモートサイトへのデータベースの同期待ち合わせに失敗した場合の,リモートサイトのデータベース回復方法については,「障害発生時の運用」を参照してください。