4.3.1 RAID Managerのコマンド実行可否
HiRDBが稼働しているかどうかによって,RAID Managerのコマンドが実行できるかどうかが決まります。RAID Managerのコマンド実行可否を次の表に示します。
コマンド名 |
機能概要 |
RAID Managerのコマンド実行可否 |
|
---|---|---|---|
HiRDBの稼働時 |
HiRDB停止時 |
||
horcmshutdown |
RAID Managerの停止 |
△ |
○ |
horctakeover |
テイクオーバの実行 |
× |
○ |
paircreate |
ペア論理ボリュームグループの生成 |
△ |
○※ |
pairsplit |
ペア論理ボリュームグループの分割 |
△ |
○※ |
pairresync |
ペア論理ボリュームグループの再同期 |
△ |
○※ |
- (凡例)
-
○:実行できます。
△:条件によって異なります。詳細については,表「RAID Managerのコマンド実行可否(その2)」に示します。
×:実行を禁止します。
- 注※
-
コマンドの実行後,リモートサイトへの切り替えを保証できない期間が発生します。詳細については,「リモートサイトへの切り替えを保証できない期間」を参照してください。
表4‒7 RAID Managerのコマンド実行可否(その2) リアルタイムSANレプリケーションの処理方式
保護モード
RAID Managerのコマンド実行可否
全同期方式
data
×
never
○※
全非同期方式
−
○※
ハイブリッド方式
data
×
never
○※
- (凡例)
-
○:実行できます。
×:実行を禁止します。
−:該当しません。
- 注※
-
コマンドの実行後,リモートサイトへの切り替えを保証できない期間が発生します。詳細については,「リモートサイトへの切り替えを保証できない期間」を参照してください。