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ノンストップデータベース HiRDB Version 10 ディザスタリカバリシステム 構築・運用ガイド


2.5.1 ペアボリューム設計時の考慮点

更新コピーの対象ファイルを格納するペアボリュームを設計するときの考慮点を次の表に示します。

表2‒6 ペアボリュームを設計するときの考慮点

項目

考慮点

HiRDBファイルシステム領域との対応

ログ同期方式の場合,LVMなどを使用して,ペアボリュームを論理ボリューム(LV)として扱い,そのLVにHiRDBファイルシステムを配置してはいけません。

容量

ペアボリュームの容量は,対応づけたHiRDBファイルシステム領域の容量以上が必要です。

総数

更新コピーを行うHiRDBファイルシステム領域数+予備数

注意事項

これらの条件が満たされているかどうかをHiRDBはチェックしません。これらの条件が満たされていない場合,HiRDBの動作は保証できません。