3.6.5 不要なレプリカRDエリアの削除
不要なレプリカRDエリア(レプリカRDエリアの定義)は,HiRDBのpdmodコマンドでremove rdarea文を実行して削除します。削除方法については,「不要な世代のレプリカRDエリアの定義の削除」を参照してください。
レプリカRDエリアの削除前には,削除対象のレプリカRDエリアのバックアップを取得しておきます。また,レプリカRDエリアの削除によって,インナレプリカグループの構成情報が変更になり,マスタディレクトリ用RDエリアとデータディクショナリ用RDエリアが更新されるため,レプリカRDエリアの削除前には,マスタディレクトリ用RDエリアとデータディクショナリ用RDエリアのバックアップも取得しておきます。バックアップは,-qオプションを指定してpdcopyコマンドを実行して取得します。
なお,レプリカRDエリアの削除後には,削除されたレプリカRDエリアのバックアップファイルを使って,インナレプリカグループ内のほかの世代のRDエリアの回復はできません。
バックアップの取得方法については,マニュアル「HiRDB システム運用ガイド」を参照してください。
また,pdcopyコマンドの実行前に,pdlogswap -d sys -wコマンドを実行してシステムログファイルをスワップしてください。