Hitachi

インナレプリカ機能 HiRDB Staticizer Option Version 10


2.2.1 インストールとセットアップ

HiRDB Staticizer Optionのインストールとセットアップ手順を次の図に示します。

図2‒2 HiRDBとHiRDB Staticizer Optionのインストールとセットアップ手順

[図データ]

注※1

ソフトウェアのミラーリング機能を使用するときに必要な操作です。

注※2

詳細は,「インストール」を参照してください。

注※3

詳細は,「セットアップ」を参照してください。

ここでは,HiRDB Staticizer Optionのインストールおよびセットアップについて説明します。

〈この項の構成〉

(1) インストール

前提製品のインストールおよび環境設定の終了後,HiRDB Staticizer Optionをインストールします。複数のサーバマシンでHiRDBシステムを構築する場合は,そのすべてのマシンにHiRDB Staticizer Optionをインストールする必要があります。インストールは,スーパーユーザで日立PPインストーラを使用して実行します。

(2) セットアップ

HiRDB Staticizer Optionを利用するためには,インストール後にHiRDBのpdopsetupコマンドを使用してHiRDB Staticizer Optionのインストール情報をHiRDB環境に登録(セットアップ)する必要があります。pdopsetupコマンドは,スーパーユーザが,HiRDBの停止中に実行します。複数のサーバマシンでHiRDBシステムを構成している場合は,すべてのHiRDBサーバマシンで,HiRDB Staticizer Optionのインストール情報をHiRDB環境へ登録してください。

コマンド形式

pdopsetup -k sti $PDDIR

$PDDIRは,HiRDB運用ディレクトリを指しています。HiRDB運用ディレクトリについては,マニュアル「HiRDB システム導入・設計ガイド」を参照してください。pdopsetupコマンドについては,マニュアル「HiRDB コマンドリファレンス」を参照してください。