4.2 システム関連エラーの詳細コード
システム関連エラーの詳細コードの一覧を次の表に示します。
詳細コード |
内容 |
対策 |
---|---|---|
-104 |
プロセス固有メモリ不足 |
表「システムコールのリターンコードに対する原因と対策」のシステムコール=malloc,ニモニック=ENOMEMの箇所を参照してエラーとなった原因を調査し,対策してください。 |
-147 |
共用メモリ不足 |
影響分散スタンバイレス型系切り替え機能を適用したバックエンドサーバ以外のユーザサーバの開始(pdstartコマンドに-sオプションを指定して実行)で発生して,ユニットが異常終了した場合は,システム共通定義のpd_shmpool_controlオペランドにserverを指定して,ユニットを再開始してください。 |
-152 |
共用メモリセグメント数の上限オーバー |
OSパラメタのSHMMAX及びSHMMAXオペランドの指定値を増やしてください。 |
-164 -201 |
プロセス固有メモリ不足 |
表「システムコールのリターンコードに対する原因と対策」のシステムコール=malloc,ニモニック=ENOMEMの箇所を参照してエラーとなった原因を調査し,対策してください。 |
-203 -206 |
オペランドの指定値が不正 |
直前に出力されたメッセージを参照して,不正なオペランドを特定し,正しい指定値に変更してください。 |
-204 |
HiRDBシステム定義に異常が発生 |
次の原因が考えられます。
|
-205 |
HiRDBシステム定義の定義解析用ファイルに異常が発生 |
%PDDIR%\lib\sysconfのファイルを参照できません。障害を取り除き,%PDDIR%\lib\sysconfのファイルを参照できるようにしてください。 |
-202 -208 -209 -210 |
HiRDBシステム内部エラー |
保守員に連絡してください。 |
-301 〜 -399 |
HiRDB内部通信エラー (「RPC関連エラーの詳細コード」を参照してください) |
|
-401 〜 -465 |
排他制御でエラーが発生 |
詳細は,直前に出力されているKFPS004**メッセージを参照してください。直前にKFPS004**メッセージが出力されていない場合は,保守員に連絡してください。 *:可変文字列 |
-600 |
HiRDBシステム内部エラー |
エラーメッセージが出力されている場合はそのメッセージに従って対策してください。出力されていない場合は,保守員に連絡してください。 |
-601 |
通信先サーバが見付からない |
|
-604 |
プロセス固有メモリ不足 |
表「システムコールのリターンコードに対する原因と対策」のシステムコール=malloc,ニモニック=ENOMEMの箇所を参照してエラーとなった原因を調査し,対策してください。 |
-605 |
サービス要求電文のバージョン不一致を検出 |
HiRDBクライアントとHiRDBサーバのバージョンが接続できるバージョンであるかどうか,不当なライブラリが混在していないかどうか,環境を見直してください。 |
-632 |
通信先サーバが見付からない |
エラーメッセージが出力されている場合はそのメッセージに従って対策してください。出力されていない場合は,保守員に連絡してください。 |
-640 -641 |
通信障害発生 |
|
-642 |
ネームサービス機能が開始されていない |
HiRDBが開始されているか確認してください。正常に開始している場合は保守員に連絡してください。 |
-700 |
プロセス間通信エラー |
HiRDBが開始されているか,又は,サーバプロセスが開始されているか確認してください。 |
-702 |
ステータス不正 |
HiRDBは,次に示す処理をしているため,必要があれば,再度開始した後,コマンドを実行してください。 ・システム終了処理 ・異常終了処理 ・強制終了処理 |
-706 |
サーバ開始報告済み |
保守員に連絡してください。 |
-714 |
最大プロセス数オーバー |
一つのユニット内で起動するサーバプロセス数が最大値を超えました。ほかのコマンドの終了を待って,再度実行してください。又は,HiRDBを終了した後にpd_max_server_processオペランドの値を大きくしてください。 |
-718 |
ローカルドメイン名未定義 |
hostsファイルにHiRDBシステムを構成するホスト名を登録してください。 |
-723 |
コマンドとサーバのバージョン不一致 |
例えば,バージョンが異なるHiRDBの%PDDIR%\binをリンクして使っていないか確認するなどして,入力したコマンドのバージョンを確認して,バージョンを一致させてください。 |
-724 |
ロックエラー |
保守員に連絡してください。 |
-725 |
サーバ終了処理中 |
HiRDBの終了処理中です。必要があれば,再度HiRDBを開始した後,コマンドを実行してください。 |
-726 |
プロセス不在 |
HiRDBが開始されていません。必要があれば,再度HiRDBを開始した後,コマンドを実行してください。 |
-727 |
通信環境未開始 |
保守員に連絡してください。 |
-734 |
共用メモリ未確保 |
|
-816 |
サーバ起動に失敗 |
サーバ側で障害が発生している場合は対策してください。発生していない場合は保守員に連絡してください。 |
-821 |
サーバが閉塞中 |
|
-830 |
プロセス固有メモリ不足 |
表「システムコールのリターンコードに対する原因と対策」のシステムコール=malloc,ニモニック=ENOMEMの箇所を参照してエラーとなった原因を調査し,対策してください。 |
-832 |
メモリ不足 |
サーバ側でKFPS00854-Wメッセージが出力されている場合,メッセージに従って対策してください。出力されていない場合は,保守員に連絡してください。 |
-839 |
サーバプロセスが終了処理中 |
HiRDBの終了後,HiRDBを開始してください。 |
-840 |
|
サーバの状態,又はPDSRVICEGRPの指定値を見直し,対策してください。 |
-856 |
メッセージキューの操作(msgget)に失敗 |
サーバ側にKFPS00850-Eメッセージが出力されている場合はメッセージに従って対策してください。 |
-879 |
クライアント環境定義PDSRVTYPEに指定したサーバ種別の誤り |
HiRDB/シングルサーバを開始してから再度実行してください。HiRDB/パラレルサーバの場合,接続先のフロントエンドサーバを開始してから再度実行してください。 |
-880 |
メッセージキューの操作(msgget)に失敗 |
サーバ側にKFPS00850-Eメッセージが出力されている場合はメッセージに従って対策してください。 |
-888 |
HiRDBサーバが未起動(起動完了していない) |
サーバの開始処理が完了してから再度実行してください。 |
-889 |
接続するシングルサーバ又はフロントエンドサーバが未起動 |
HiRDB/シングルサーバを開始してから再度実行してください。HiRDB/パラレルサーバの場合,接続先のフロントエンドサーバを開始してから再度実行してください。 |
-892 |
同時接続数オーバー |
pd_max_usersオペランドの値を見直すか,又はHiRDBサーバへの同時接続数を減らしてください。 |
-893 |
HiRDBサーバ終了処理中 |
HiRDBの終了後,HiRDBを開始してください。 |
-894 |
コネクト時の排他処理に失敗 |
繰り返し実行しても発生する場合は,保守員に連絡してください。 |
-895 |
サービス要求電文のバージョン不一致 |
HiRDBクライアントとHiRDBサーバの環境を見直してください。 |
-897 |
サーバプロセスが起動処理中,又は終了処理中 |
HiRDBの起動中の場合は起動完了を待って,再度実行してください。停止処理中の場合は停止後,HiRDBを起動してください。また,HiRDBが異常終了又は強制終了した場合に出力されることがあります。異常終了又は強制終了していない場合は,直前に出力されているエラーメッセージの対処方法に従ってください。エラーメッセージが出力されていない場合は,障害時に取得する情報を退避して保守員に連絡してください。障害時に取得する情報は,システムマネジャ及びこのコードを出力したユニットの%PDDIR%\spool\下のファイルとイベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)です。 |
-902 -903 -904 -905 -906 -907 -908 -909 -910 -912 -915 |
HiRDBシステム内部エラー |
このメッセージの前に障害メッセージが出力されている場合,そのメッセージに従って対策してください。 障害メッセージが出力されていない場合,保守員に連絡してください。 |
-916 |
ライブラリとプロセスのバージョン不一致 |
HiRDBシステムを構成する媒体のバージョンを見直してください。バージョン番号を一致させた後,再度実行してください。 |
-917 -918 -919 |
HiRDBシステム内部エラー |
このメッセージの前に障害メッセージが出力されている場合,そのメッセージに従って対策してください。障害メッセージが出力されていない場合,保守員に連絡してください。 |
-921 |
トランザクション未決着 |
回復処理中のトランザクションが決着した後に,エラーとなったトランザクション又はコマンドを再度実行してください。 |
-943 |
回復不要FESのため,ユティリティのトランザクションを生成できません。 |
回復不要FES以外のフロントエンドサーバでユティリティを再度実行してください。 |
-944 |
回復不要FESにX/Open XAインタフェースを使用しているUAPから接続しています。 |
回復不要FES以外のフロントエンドサーバに接続して再度実行してください。 |
-945 -946 -947 |
pdchgconf,pdprgrenewコマンドの実行中,又はpdtrnqingコマンドによるトランザクションキューイング中 |
ユティリティ又はコマンドでエラーが発生した場合 pdchgconf又はpdprgrenewコマンドの場合はコマンド終了後に,pdtrnqingコマンドによるトランザクションキューイング中の場合はトランザクションキューイングの解除後に,ユティリティ又はコマンドを再度実行してください。 UAPでエラーが発生した場合
|
-948 |
新規トランザクションのスケジューリング抑止状態 |
新規トランザクションのスケジューリング抑止状態です。pdls -d svrコマンドで,新規トランザクションのスケジューリング抑止状態のサーバを特定し,原因を取り除いてください。新規トランザクションのスケジューリング抑止状態のサーバがない場合は,UAP又はユティリティを再実行してください。 |
-949 |
HiRDBシステム停止処理中 |
HiRDBの稼働中に再度実行してください。 |
-1006 |
ステータスファイルの入出力処理で障害 |
直前に出力されているKFPS01040-Eメッセージを参照し,対策してください。 |
-1012 |
プロセス固有メモリ不足 |
表「システムコールのリターンコードに対する原因と対策」のシステムコール=malloc,ニモニック=ENOMEMの箇所を参照してエラーとなった原因を調査し,対策してください。 |
-1018 |
ステータスファイルの容量不足 |
ステータスファイルの容量を再度見積もり,必要な容量を満たしているか確認してください。 |
-1021 |
サーバ用ステータスファイルから必要な情報の入力に失敗 |
HiRDBを再開始する前にサーバ用ステータスファイルをすべて初期化した場合にこのコードが表示されることがあります。この場合,HiRDBを再開始できません。再開始を中断し,バックアップファイルからデータベースを回復してください。 |
-1024 |
ステータスファイルへのアクセス失敗 |
HiRDB又はユニットの異常終了中,強制終了処理中,又は停止状態でこのコードを出力した場合,無視してください。これら以外の場合にこのメッセージを出力したときは保守員に連絡してください。 |
-1033 |
通信障害 |
「RPC関連エラーの詳細コード」を参照して,該当する要因の対策をしてください。対策ができない場合,保守員に連絡してください。 |
-1039 |
スワップ先にできるステータスファイルがない(予備ファイルがない) |
KFPS01040-E,KFPS01042-Eメッセージを出力したステータスファイルの障害を取り除くか,又は予備ファイルを作成してください。 |
-1110 |
ログポイント情報の不正検知 |
|
-1113 |
プロセス固有メモリ不足 |
表「システムコールのリターンコードに対する原因と対策」のシステムコール=malloc,ニモニック=ENOMEMの箇所を参照してエラーとなった原因を調査し,対策してください。 |
-1117 -1118 |
ログ入力開始失敗 |
|
-1143 |
ログ位置設定失敗 |
|
-1144 |
ログ入力失敗 |
|
-1801 |
HiRDBシステム内部エラー |
保守員に連絡してください。 |
-1802 |
定義解析エラー |
このメッセージの前に定義エラーメッセージが出力されている場合,そのメッセージに従ってシステム定義を修正してください。出力されていない場合は保守員に連絡してください。 |
-1807 -1817 |
プロセス固有メモリ不足 |
表「システムコールのリターンコードに対する原因と対策」のシステムコール=malloc,ニモニック=ENOMEMの箇所を参照してエラーとなった原因を調査し,対策してください。 |
-1811 |
HiRDBシステム内部エラー |
保守員に連絡してください。 |
-1850 |
ファイル入出力エラー |
ファイル権限,及びディスクにアクセスできるかどうかをチェックしてください。直前にエラーメッセージが出力されている場合は,その対処方法に従ってください。問題がなければ保守員に連絡してください。 |
-1851 |
プロセス間通信エラー |
障害メッセージが出力されている場合はそのメッセージに従って対策してください。 また,サーバプロセスが停止している可能性があります。サーバプロセスが起動していることを確認してください。 それ以外の場合は保守員に連絡してください。 |
-1852 |
HiRDBシステム内部エラー |
保守員に連絡してください。 |
-1854 |
HiRDBシステム内部エラー |
HiRDBが異常終了又は強制終了した場合に出力されることがあります。異常終了又は強制終了していない場合は,直前に出力されているエラーメッセージの対処方法に従ってください。エラーメッセージが出力されていない場合は,障害時に取得する情報を退避して保守員に連絡してください。障害時に取得する情報は,システムマネジャ及びこのコードを出力したユニットの%PDDIR%\spool\下のファイルとイベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)です。 |
-1859 |
システムコールエラー |
直前にエラーメッセージが出力されている場合は,その対処方法に従ってください。出力されていない場合,保守員に連絡してください。 |
-1900 |
HiRDBシステム内部エラー |
システムマネジャのあるユニットが,正常に開始しているかどうか確認してください。システムマネジャのあるユニットの障害が原因の場合があります。 それ以外の場合は保守員に連絡してください。 |
-1901 |
HiRDB内部通信エラー |
|
-1902 |
プロセス固有メモリ不足 |
表「システムコールのリターンコードに対する原因と対策」のシステムコール=malloc,ニモニック=ENOMEMの箇所を参照してエラーとなった原因を調査し,対策してください。 |
-1903 -1904 -1905 -1906 -1907 -1908 |
HiRDBシステム内部エラー |
システムマネジャのあるユニットが,正常に開始しているかどうか確認してください。システムマネジャのあるユニットの障害が原因の場合があります。 それ以外の場合は保守員に連絡してください。 |
-1909 |
%PDDIR%\lib\msgtxtファイルが存在しない |
UNIX版の場合: 次の手順でHiRDBの実行環境を回復してください。
Windows版の場合: HiRDBを再インストールしてください。 |
-1910 |
%PDDIR%\lib\msgtxtファイルが壊れている |
UNIX版の場合: 次の手順でHiRDBの実行環境を回復してください。
Windows版の場合: HiRDBを再インストールしてください。 |
-1911 |
%PDDIR%\lib\msgtxtにアクセスできない |
UNIX版の場合: $PDDIR/lib/msgtxtのアクセス権限を確認し,HiRDB管理者に対してアクセス権限を与えてください。アクセス権限が正しいにもかかわらず,同じ現象が再発する場合は次の手順でHiRDBの実行環境を回復してください。
Windows版の場合: HiRDBを再インストールしてください。 |
-1912 |
HiRDBシステム内部エラー |
システムマネジャのあるユニットが,正常に開始しているかどうか確認してください。システムマネジャのあるユニットの障害が原因の場合があります。 それ以外の場合は保守員に連絡してください。 |
-5100 |
HiRDBシステム内部エラー |
保守員に連絡してください。 |
-5101 |
HiRDB内のサーバ間で通信エラーが発生 |
HiRDBが強制終了,又は異常終了している場合は,このエラーが要因で,コマンドやユティリティが終了することがあります。この場合は,HiRDBを再度開始してから,コマンドやユティリティを再度実行してください。 また,サーバの負荷が高いためサービスを実行できない場合や,メモリ不足が発生した場合は,このエラー要因でコマンド又はユティリティが異常終了することがあります。 この場合,表「RPC関連エラーの詳細コードの一覧」の詳細コード-356の対策を参照してください。 それ以外の場合は,保守員に連絡してください。 |
-5103 |
HiRDBシステム内部エラー |
保守員に連絡してください。 |
-5105 |
共用メモリ・テンポラリファイルアクセスエラー |
|
-5108 |
HiRDBシステム停止処理中 |
HiRDBの稼働中に実行してください。 |
-5110 |
同時実行ユーザ数オーバー |
ほかのユーザの処理が終了するのを待ってください。又は,pd_max_usersオペランドの値を大きくしてください。pdchprcコマンドでシングルサーバ又はフロントエンドサーバのサーバプロセスの最大数を変更している場合は,pdchprcコマンドで最大数を大きくしてください。 |
-5112 |
ロックタイミングエラー |
再度実行してください。 |
-5116 |
HiRDBの開始処理中,又はログ適用サイトとしてHiRDBが稼働中 |
HiRDBの開始処理が完了した後に再度実行してください。 HiRDBがログ適用サイトとして稼働している場合は,接続先のHiRDBを業務サイトに変更後,再度実行してください。 |
-5125 |
pdvrupコマンドの実行中又はpdvrupコマンドの要求があるため,ほかのユティリティ又は運用コマンドを実行できない |
HiRDBの開始処理が完了してから,再度実行してください。 |
-5137 |
HiRDB状態不正 |
HiRDBが異常終了又は強制終了した場合に出力されることがあります。異常終了又は強制終了していない場合は,直前に出力されているエラーメッセージの対処方法に従ってください。エラーメッセージが出力されていない場合は,障害時に取得する情報を退避して保守員に連絡してください。障害時に取得する情報は,システムマネジャ及びこのコードを出力したユニットの%PDDIR%\spool\下のファイルとイベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)です。 |
-5142 -5143 -5144 |
pdchgconf,pdprgrenewコマンドの実行中,又はpdtrnqingコマンドによるトランザクションキューイング中 |
ユティリティ又はコマンドでエラーが発生した場合 pdchgconf又はpdprgrenewコマンドの場合はコマンド終了後に,pdtrnqingコマンドによるトランザクションキューイング中の場合はトランザクションキューイングの解除後に,ユティリティ又はコマンドを再度実行してください。 UAPでエラーが発生した場合
|
-5301 |
HiRDBシステム内部エラー |
保守員に連絡してください。 |
-5302 |
HiRDB未起動(起動時のプロセスの初期化中) |
HiRDBの起動完了(初期化処理の完了)を待って,再度コマンドを実行してください。 |
-5303 |
HiRDBシステム内部エラー |
このメッセージの前に出力されているエラーメッセージを基に原因を調査し,対策してください。必要があれば,再度コマンドを実行してください。 |
-5304 |
定義ファイルオープンエラー |
|
-5305 |
通信エラー |
HiRDBが正常に稼働している場合,保守員に連絡してください。HiRDBが開始されていない場合,起動完了(起動時のプロセスの初期化処理完了)を待って,再度コマンドを実行してください。 |
-5324 |
環境変数PDDIRの値の取得失敗 |
環境変数PDDIRが設定されていません。又は,そのディレクトリを参照できません。環境変数PDDIRの設定を見直してください。 |
-5400 |
HiRDBシステム内部エラー |
保守員に連絡してください。 |
-5401 |
HiRDBのサーバ間の通信エラー |
HiRDBが強制終了,又は異常終了している場合は,このエラーが要因でコマンドやユティリティが終了することがあります。 この場合は,通信エラーが発生している理由を直前のメッセージから調査して対策してください。 必要であればHiRDBを再度開始してから,コマンドやユティリティを再度実行してください。 pdstopコマンドが,このエラーになってHiRDBを終了できない状態が続いた場合は,OSのkill -6コマンド(Windows版の場合,pdkillコマンド)でHiRDBのpdrdmdプロセスを削除してユニットを強制終了した後,%PDDIR%\spool下の資料を保存して保守員に連絡してください。 |
-5419 |
停止中のユニットが存在するため定義変更できない |
|
-5800 |
監査証跡ファイル用のHiRDBファイルシステム領域又は監査証跡ファイルがない |
pdloadコマンドを実行したときの制御文ファイルに指定されている監査証跡ファイル名が正しいか確認してください。 pdloadコマンド以外で発生した場合はHiRDBシステム内部エラーのため,保守員に連絡してください。 |
-5801 -5805 -5810 -5825 |
HiRDBシステム内部エラー |
%PDDIR%\spool下のファイル,及びイベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)を取得して保守員に連絡してください。 |
-5802 |
HiRDBシステム内部通信エラー |
|
-5803 |
スワップ先にできる監査証跡ファイルがない |
次に示す処置をしてスワップ先にできるファイルを確保してください。
|
-5804 |
監査証跡ファイルのI/Oエラー |
直前に表示されたKFPS05704-Eメッセージの対策に従ってください。 |
-5806 -5807 |
監査証跡ファイルのオープンエラー |
pdloadコマンド実行時の制御文ファイルに指定した監査証跡ファイルが次に示すどれかの状態であるため,データロードできません。 ・閉塞状態である ・現用である ・データロード済みである ・未作成のファイルである 対処方法としては,制御文ファイルを修正してからpdloadコマンドを再実行してください。この方法で対処できない場合は,%PDDIR%\spool下のファイル,及びイベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)を取得して保守員に連絡してください。 |
-5809 |
プロセス固有メモリ不足 |
表「システムコールのリターンコードに対する原因と対策」のシステムコール=malloc,ニモニック=ENOMEMの箇所を参照してエラーとなった原因を調査し,対策してください。 |
-5817 |
監査機能が停止しているため,監査証跡を取得しなかった |
監査機能を稼働させていた場合は監査機能が停止した理由を直前のメッセージから調査してください。 必要であればpdaudbeginコマンドで監査機能を稼働させてください。 |
-20*** *:任意の数字 |
システムコールのエラー (-20000から詳細コードを引いた値がシステムコールのerrnoとなります) |
表「システムコールのリターンコードに対する原因と対策」を参照してシステムコールがエラーとなった原因を調査し,対策してください。 |
-20999 |
その他のシステムコールのエラー |
保守員に連絡してください。 |
その他 |
− |