付録A.3 SQL予約語削除機能で削除できる予約語
SQL予約語削除機能で削除できる予約語,及び削除した場合に使用できなくなる機能を次の表に示します。
表中の凡例を次に示します。
- −:予約語を削除しても使用できなくなる機能はありません。
-
表A‒27 削除できる予約語(A) 予約語
使用できなくなる機能
ABS
・スカラ関数ABS
ALLOCATE
・抽象データ型のLOB属性
・プラグイン
AMOUNT
−
ANDNOT
・リスト間の差集合
ANSI
−
ARRAY
・繰返し列
ASSERTION
−
ASYNC
−
AUTO
−
表A‒28 削除できる予約語(B) 予約語
使用できなくなる機能
BASE
−
BEGIN
・ルーチン制御SQLの複合文
・ユーザ定義関数
BINARY
・データ型 BINARY,BINARY LARGE OBJECT
BIT_AND_TEST
・スカラ関数 BIT_ADN_TEST
BLOB
・データ型 BLOB
BOOLEAN
・データ型 BOOLEAN
BOTH
・スカラ関数TRIMのTRIM指定BOTH
BREADTH
−
BTREE
−
BUFFER
−
BYTE
−
表A‒29 削除できる予約語(C) 予約語
使用できなくなる機能
CALL
・ストアドプロシジャ
・コマンド又はユティリティの実行
CASE
・CASE式
CAST
・CAST指定
COALESCE
・CASE略式
COLUMNS
−
COMPLETION
−
CONDITION
・ルーチン制御SQL 複合文の条件宣言
CONFIGURATION
−
CONST
−
CONSTRAINT
・参照制約
・CONNECT関連セキュリティ機能(CREATE CONNECTION SECURITY,DROP CONNECTION SECURITY)のIPアドレスによる接続制限
CONTIGUOUS
−
CORRESPONDING
−
COUNT_FLOAT
・集合関数 COUNT_FLOAT
CROSS
・結合表 CROSS JOIN
CURAID
−
CURRENT_DATE
・CURRENT_DATE値関数
・DEFAULT句
CURRENT_TIME
・CURRENT_TIME値関数
・DEFAULT句
CURRENT_TIMESTAMP
・CURRENT_TIMESTAMP値関数
・DEFAULT句
CURRENT_USER
・USER値関数
CYCLE
CREATE SEQUENCE文の順序数生成子循環オプション
表A‒30 削除できる予約語(D) 予約語
使用できなくなる機能
DATA
・抽象データ型の削除
DATABASE
−
DATE
・データ型 DATE
・スカラ関数 DATE
・CURRENT_DATE値関数
・DEFAULT句
DAY
・データ型 INTERVAL YEAR TO DAY
・スカラ関数 DAY
・DAYによるラベル付き間隔の指定
・CONNECT関連セキュリティ機能(CREATE CONNECTION SECURITY)の連続認証失敗回数制限での連続認証失敗アカウントロック状態継続期間のDAYによる設定
・CONNECT関連セキュリティ機能(CREATE CONNECTION SECURITY)の過去に使用したパスワードを新規パスワードとして再利用することを禁止するDAYによる設定
DAYS
・スカラ関数 DAYS
・DAYSによるラベル付き間隔の指定
・CONNECT関連セキュリティ機能(CREATE CONNECTION SECURITY)の連続認証失敗回数制限での連続認証失敗アカウントロック状態継続期間のDAYSによる設定
・CONNECT関連セキュリティ機能(CREATE CONNECTION SECURITY)の過去に使用したパスワードを新規パスワードとして再利用することを禁止するDAYSによる設定
DEFER
−
DEMOTING
−
DEPTH
−
DEVICE
−
DIAGNOSTICS
・埋込み言語文法 GET DIAGNOSTICS
DICTIONARY
−
DIGITS
・スカラ関数 DIGITS
DIRECT
−
DO
・ルーチン制御SQL FOR文,WHILE文
DOUBLE_PRECISION
−
表A‒31 削除できる予約語(E) 予約語
使用できなくなる機能
EACH
・トリガ
EDIT
−
ELSE
・ルーチン制御SQL IF文
ELSEIF
・ルーチン制御SQL IF文
ENCRYPT
−
END
・CASE式
・ルーチン制御SQL複合文,FOR文,IF文,WHILE文
EQUALS
−
ESTIMATED
−
EXCEPTION
・埋込み言語文法 GET DIAGNOSTICS
EXIT
・ルーチン制御SQL 複合文のハンドラ宣言
EXTERN
−
EXTRACT
−
表A‒32 削除できる予約語(F) 予約語
使用できなくなる機能
FALSE
・論理述語 IS FALSE
FIXED
−
FORCE
・CONNECT関連セキュリティ機能(CREATE CONNECTION SECURITY)のパスワードを構成する文字に使用する文字種の設定
FREE
・操作系SQL FREE LOCATOR文
FULL
−
FUNCTION
・ユーザ定義関数
・プラグイン
・オブジェクト名による監査証跡絞込み
表A‒33 削除できる予約語(G) 予約語
使用できなくなる機能
GENERAL
−
GET
・埋込み言語文法 GET DIAGNOSTICS
GET_JAVA_STORED_ROUTINE_SOURCE
・スカラ関数 GET_JAVA_STORED_ROUTINE_SOURCE
表A‒34 削除できる予約語(H) 予約語
使用できなくなる機能
HANDLER
・ルーチン制御SQLハンドラ宣言
HELP
−
HEX
・スカラ関数 HEX
HOUR
・データ型 INTERVAL HOUR TO SECOND
・スカラ関数 HOUR
・HOURによるラベル付き間隔の指定
・CONNECT関連セキュリティ機能(CREATE CONNECTION SECURITY)の連続認証失敗回数制限での連続認証失敗アカウントロック状態継続期間のHOURによる設定
HOURS
・HOURSによるラベル付き間隔の指定
・CONNECT関連セキュリティ機能(CREATE CONNECTION SECURITY)の連続認証失敗回数制限での連続認証失敗アカウントロック状態継続期間のHOURSによる設定
HUGE
−
表A‒35 削除できる予約語(I) 予約語
使用できなくなる機能
IF
・ルーチン制御SQL IF文
IGNORE
−
INNER
・結合表 INNER JOIN
・暗号化機能
INOUT
・ストアドプロシジャ
INTERSECT
−
INTERVAL
・データ型 INTERVAL HOUR TO SECOND,INTERVAL YEAR TO DAY
・順序数生成子定義(CREATE SEQUENCE文)のログ出力間隔オプション
・CONNECT関連セキュリティ機能(CREATE CONNECTION SECURITY)の指定された認可識別子に対してパスワードの有効期間を設定
ISOLATION
・SQLコンパイルオプション ISOLATION
IS_USER_CONTAINED_IN_HDS_GROUP
・スカラ関数 IS_USER_CONTAINED_IN_HDS_GROUP
表A‒36 削除できる予約語(L) 予約語
使用できなくなる機能
LARGE
・データ型 LARGE DECIMAL,BINARY LARGE OBJECT
LEADING
・スカラ関数TRIMのTRIM指定LEADING
LEAVE
・ルーチン制御SQL LEAVE文
LENGTH
・スカラ関数 LENGTH
・SQLコンパイルオプション SUBSTR LENGTH
・CONNECT関連セキュリティ機能(CREATE CONNECTION SECURITY)のパスワード文字制限強化でのパスワードの最小許容バイト数の設定
LESS
−
LEVEL
・SQLコンパイルオプション OPTIMIZE LEVEL,ADD OPTIMIZE LEVEL
LIMIT
・LIMIT句
LINES
−
LINK
−
LOCATOR
−
LOCKS
−
LOGID
−
LOGNAME
−
LOOP
−
LOWER
・スカラ関数 LOWER
・CONNECT関連セキュリティ機能(CREATE CONNECTION SECURITY)のパスワードを構成する文字に使用する文字種のLOWERによる設定
表A‒37 削除できる予約語(M) 予約語
使用できなくなる機能
MAXUSAGES
−
MINUTE
・スカラ関数 MINUTE
・MINUTEによるラベル付き間隔の指定
・CONNECT関連セキュリティ機能(CREATE CONNECTION SECURITY)の連続認証失敗回数制限での連続認証失敗アカウントロック状態継続期間のMINUTEによる設定
MINUTES
・MINUTESによるラベル付き間隔の指定
・CONNECT関連セキュリティ機能(CREATE CONNECTION SECURITY)の連続認証失敗回数制限での連続認証失敗アカウントロック状態継続期間のMINUTESによる設定
MOD
・スカラ関数 MOD
MONTH
・スカラ関数 MONTH
・MONTHによるラベル付き間隔の指定
MONTHS
・MONTHSによるラベル付き間隔の指定
MOVE
−
表A‒38 削除できる予約語(N) 予約語
使用できなくなる機能
NATURAL
−
NEW
・トリガ
NOWAIT
・排他オプション NO WAIT
NULLIF
・CASE略式
表A‒39 削除できる予約語(O) 予約語
使用できなくなる機能
OFF
−
OID
−
OLD
・トリガ
ONLY
・改竄防止表
・読み込み専用のビュー表
・FOR READ ONLY
OPERATION
−
OPERATORS
−
OPTIMIZE
・SQLコンパイルオプション OPTIMIZE LEVEL,ADD OPTIMIZE LEVEL
OTHERS
・OTHERSを使用した分割格納条件変更
OUT
・ストアドプロシジャ
OUTER
・結合表 OUTER JOIN
OVER
・ウィンドウ関数
OVERFLOW
−
OWN
−
表A‒40 削除できる予約語(P) 予約語
使用できなくなる機能
PARAMETERS
−
PENDANT
−
PIC
−
PICTURE
−
PREALLOCATED
−
PREFERRED
−
PREORDER
−
PRIVATE
・抽象データ型
PROTECTED
・抽象データ型
PURGE
・表の分割条件変更(定義系SQL ALTER TABLE WITHOUT PURGE)
・キーワードPURGEを使用したPURGE TABLE文
表A‒41 削除できる予約語(R) 予約語
使用できなくなる機能
RANDOM
−
RD
−
READ
・読み込み専用のビュー表
・FOR READ ONLY
RECOMPILE
−
RECOVERABLE
−
RECURSIVE
−
REF
−
REFERENCING
・トリガ
REGLIKE
−
RELEASING
−
RESTART
−
RETURN
・ユーザ定義関数
RETURNS
・ユーザ定義関数
RIGHT
・結合表 RIGHT OUTER JOIN
ROLE
−
ROOT
−
ROUTINE
・ルーチンのリコンパイル
ROW
・行単位の排他 LOCK ROW
・トリガ
・行単位(ROW指定)インタフェース
・列追加定義(ALTER TABLE文)でON ROW EXISTS指定の列を追加
ROWS
・一時表定義での一時表のデータが存在する期間
表A‒42 削除できる予約語(S) 予約語
使用できなくなる機能
SAVEPOINT
−
SCALE
−
SCAN
−
SCHEMAS
−
SCOPE
−
SD
−
SEARCH
−
SECOND
・データ INTERVAL HOUR TO SECOND
・スカラ関数 SECOND
・SECONDによるラベル付き間隔の指定
SECONDS
・SECONDSによるラベル付き間隔の指定
SENSITIVE
−
SEPARATE
−
SEPARATOR
−
SEQUENCE
・CREATE SEQUENCE文
・DROP SEQUENCE文
SESSION_USER
−
SFLIKE
−
SHORT
−
SIGNAL
・ルーチン制御SQL文 SIGNAL文
SIMILAR
・SIMILAR述語
・CONNECT関連セキュリティ機能(CREATE CONNECTION SECURITY)のパスワード文字制限強化でのパスワードを構成する文字種に関する設定
SLOCK
−
SQL_STANDARD
−
SQLCODE_OF_LAST_CONDITION
・値指定 SQLCODE_OF_LAST_CONDITION
SQLCODE_TYPE
−
SQLDA
−
SQLERRM
−
SQLERRM_OF_LAST_CONDITION
・値指定 SQLERRM_OF_LAST_CONDITION
SQLERRMC
−
SQLERRML
−
SQLEXCEPTION
−
SQLWARN
−
STATIC
−
STOP
−
STOPPING
−
SUBSTR
・スカラ関数 SUBSTR
・SQLコンパイルオプション SUBSTR LENGTH
SYSTEM_USER
−
表A‒43 削除できる予約語(T) 予約語
使用できなくなる機能
TEST
・CONNECT関連セキュリティ機能(CREATE CONNECTION SECURITY)のパスワード文字制限定義での不適合パスワード確認
TEXT
−
THEN
・CASE式
・ルーチン制御SQL IF文
THERE
−
TIME
・データ型 TIME
・スカラ関数 TIME
・CURRENT_TIME値関数
・DEFAULT句 規定値
TIMESTAMP
・データ型 TIMESTAMP
・スカラ関数 TIMESTAMP
・CURRENT_TIMESTAMP値関数
・DEFAULT句 規定値
TIMESTAMP_FORMAT
・スカラ関数 TIMESTAMP_FORMAT
TRAILING
・スカラ関数TRIMのTRIM指定TRAILING
TRANSACTION
−
TREAT
−
TRIGGER
・トリガ
・オブジェクト名による監査証跡絞込み
TRIM
・スカラ関数TRIM
TRUE
・論理述語 IS TRUE
TRUNCATE
・キーワードTRUNCATEを使用したPURGE TABLE文
TYPE
・抽象データ型
・プラグイン
・オブジェクト名による監査証跡絞込み
表A‒44 削除できる予約語(U) 予約語
使用できなくなる機能
UAMT
−
UBINBUF
−
UCHAR
−
UDATE
−
UHANT
−
UHDATE
−
UNDER
・抽象データ型
UNIFY_2000
−
UNIONALL
−
UNKNOWN
・論理述語 IS UNKNOWN
UNLIMITED
・CONNECT関連セキュリティ機能(CREATE CONNECTION SECURITY)の連続認証失敗アカウントロック状態を継続する期間での継続する期間を無期限にする機能
UNLOCK
−
UNTIL
・UNTIL DISCONNECT
UPPER
・スカラ関数 UPPER
・CONNECT関連セキュリティ機能(CREATE CONNECTION SECURITY)のパスワードを構成する文字に使用する文字種のUPPERによる設定
USAGE
・順序数生成子定義(CREATE SEQUENCE文)のFOR PUBLIC USAGE
USE
−
UTIME
−
UTXTBUF
−
表A‒45 削除できる予約語(V) 予約語
使用できなくなる機能
VALUE
・スカラ関数 VALUE
・NEXT VALUE式
VARCHAR_FORMAT
・スカラ関数 VARCHAR_FORMAT
VARIABLE
−
VARYING
・データ型 CHARACTER VARYING,NATIONAL CHARACTER VARYING
VIRTUAL
−
VISIBLE
−
VOLATILE
−
VOLUME
−
VOLUMES
−
表A‒46 削除できる予約語(W) 予約語
使用できなくなる機能
WHEN
・CASE式
・トリガ
WHILE
・改竄防止表
・ルーチン制御SQL WHILE文
表A‒47 削除できる予約語(X) 予約語
使用できなくなる機能
XLOCK
−
XML
・XML型
・XMLコンストラクタ関数
XMLAGG
・XMLAGG集合関数
XMLEXISTS
・XMLEXISTS述語
XMLPARSE
・XMLPARSE関数
XMLQUERY
・XMLQUERY関数
XMLSERIALIZE
・XMLSERIALIZE関数
表A‒48 削除できる予約語(Y) 予約語
使用できなくなる機能
YEAR
・データ型 INTERVAL YEAR TO DAY
・スカラ関数 YEAR
・YEARによるラベル付き間隔の指定
YEARS
・YEARSによるラベル付き間隔の指定