5.3.1 COMMIT文の形式と規則
(1) 機能
現在のトランザクションを正常終了させ,同期点を設定し1コミットメント単位を生成します。そのトランザクションが更新したデータベースの内容を有効にします。
(2) 使用権限
なし。
(4) オペランド
(a) WORK
指定しても,指定しなくてもトランザクションの正常終了の機能は変わりません。JIS規格と互換のためサポートしています。
(b) RELEASE
トランザクションを正常終了させた後にUAPをHiRDBから切り離す場合に指定します。
(5) 共通規則
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COMMIT文を実行すると,ホールダブルカーソル以外の開いているカーソルはすべて閉じられます。
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ホールダブルカーソルで使用している排他資源以外は解放されます。
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COMMIT文を実行すると,有効な位置付け子はすべて無効となります。
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RELEASEを省略したCOMMIT文を実行すると,ON COMMIT DELETE ROWSを指定して定義した一時表の行データは削除されます。RELEASEを指定したCOMMIT文を実行すると,ON COMMITの指定に関係なく,一時表の行データは削除されます。
(6) 留意事項
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COMMIT文は,OLTP下のX/Openに従ったUAPから指定できません。また,OLTP下のUAPから手続きを呼び出す場合,COMMIT文を使用した手続きは実行できません。
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手続き中からCOMMIT文を実行する場合,RELEASEオペランドは指定できません。
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COMMIT文は,トリガの動作中は実行できません。
(7) 使用例
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COMMIT文を使用してトランザクションを終了させ,再びHiRDBと接続するためにRELEASEオぺランド指定のCOMMIT文を使用します。
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手続き内,又は手続き終了後にCOMMIT文を使用してトランザクションを終了させます。