4.8.1 DEALLOCATE PREPARE文の形式と規則
(1) 機能
PREPARE文で前処理したSQLを無効にし,SQL文識別子,又は拡張文名の割当てを解除します。
(2) 使用権限
なし。
(3) 形式
DEALLOCATE PREPARE {SQL文識別子|拡張文名}
(4) オペランド
(5) 共通規則
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指定したSQL文識別子,又は拡張文名が識別しているSQLに対してDECLARE CURSORによって宣言された,又はALLOCATE CURSOR文によって割り当てられたカーソルが存在し,そのカーソルが開いた状態である場合は無効にできません。
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指定したSQL文識別子,又は拡張文名に対して宣言された,又は割り当てられた閉じた状態のカーソルもすべて無効となります。また,そのカーソルを参照する前処理されたSQLもすべて無効となります。
(6) 留意事項
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無効にしたSQL文識別子のSQLがホールダブルカーソルの場合は,ロールバックしてもSQL文識別子は有効にはなりません。
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SQL文識別子は,埋込み変数名と同様にコンパイル単位のモジュール内で有効な名前であり,同じSQL文識別子に対する複数のSQLを,複数のモジュールにわたって使用できません。
(7) 使用例
PREPARE文に指定したSQL文識別子(PRESQL)が識別するSQL文の前処理結果を解放します。
DEALLOCATE PREPARE PRESQL