1.12 インナレプリカ機能使用時の制限
HiRDB Staticizer Optionを組み込んでインナレプリカ機能を使用している場合,及び更新可能なオンライン再編成を使用している場合は,次の制限があります。
-
インナレプリカ機能使用時
インナレプリカ機能を使用しているRDエリアに対して,実行できるSQLに制限があります。
-
更新可能なオンライン再編成使用時
オンライン再編成閉塞のRDエリアに対して,実行できるSQLに制限があります。
インナレプリカ機能使用時のSQLの実行可否を次の表に示します。
SQL |
RDエリアの状態 |
||
---|---|---|---|
オンライン再編成閉塞以外 |
オンライン再編成閉塞 |
||
定義系SQL |
ALTER TABLE |
△※1 |
× |
CREATE INDEX |
△※1 |
× |
|
CREATE TABLE |
△※1※2 |
× |
|
DROP INDEX |
△※1 |
× |
|
DROP SCHEMA |
△※1 |
× |
|
DROP TABLE |
△※1 |
× |
|
GRANT |
△※1 |
△※1 |
|
操作系SQL |
ASSIGN LIST文 |
○ |
△※1 |
CALL文 |
○ |
△※1 |
|
DELETE文 |
○ |
△※1 |
|
FETCH文 |
○ |
△※1 |
|
INSERT文 |
○ |
△※1 |
|
PURGE TABLE文 |
○ |
× |
|
1行SELECT文 |
○ |
△※1 |
|
動的SELECT文 |
○ |
△※1 |
|
UPDATE文 |
○ |
△※1 |
|
代入文 |
○ |
△※1 |
|
制御系SQL |
LOCK文 |
○ |
△※1 |
- (凡例)
-
○:実行できます。
△:条件によってエラーになることがあります。
×:実行できません。
- 注※1
-
条件の詳細については,マニュアル「インナレプリカ機能 HiRDB Staticizer Option」を参照してください。
- 注※2
-
インナレプリカ機能を使用しているRDエリアには,改竄防止表は作成できません。