1.8 コンポネント指定
抽象データ型で定義された,抽象データ型の構成要素である属性をSQL文中で指定します。
コンポネント指定::=項目指定..属性名〔..属性名〕…
コンポネント指定をする場合,次の規則があります。
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属性に値を代入する場合,その属性を含む抽象データ型の値がコンストラクタ関数で生成されていなければなりません(その抽象データ型の値がナル値であってはなりません)。
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コンポネント指定によって属性を参照する場合,その属性を含む抽象データ型がナル値のときは(コンストラクタ関数でその値が生成されていないときは),参照値もナル値となります。
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項目指定には,添字付きの列指定は指定できません。