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ノンストップデータベース HiRDB Version 10 SQLリファレンス


6.23.1 REMOVE CLIBの形式と規則

〈この項の構成〉

(1) 機能

HiRDBサーバに登録されている,外部Cストアドルーチンを実装した外部Cライブラリファイルを削除します。

(2) 形式

 REMOVE CLIB {:埋込み変数|'文字列'}

(3) オペランド

(a) {:埋込み変数|'文字列'}

削除する外部Cライブラリファイルの名称を指定します。ディレクトリパスは指定しないで,ファイル名だけを指定してください。

:埋込み変数

外部Cライブラリファイルの名称をVARCHAR型の埋込み変数で指定します。

既定文字集合以外の文字集合は指定できません。

'文字列'

外部Cライブラリファイルの名称を文字列定数で指定します。

(4) 共通規則

  1. REMOVE CLIBを実行する前に,HiRDBサーバに接続しておく必要があります。

  2. エラーコードはSQLCODEに返されます。

  3. ワイルドカードは使用できません。

  4. REMOVE CLIBは,トランザクションの開始前に実行してください。

  5. トランザクションの実行中は,Cライブラリファイルの削除を行わないでください。

(5) 使用例

外部Cライブラリファイル(sampleproc.dll)を埋込み変数で指定して削除します。

EXEC SQL BEGIN DECLARE SECTION ;
struct {
    short  len ;
    char   str[256] ;
} filename ;
EXEC SQL END DECLARE SECTION ;
EXEC SQL CONNECT ;
strcpy(filename.str,"sampleproc.dll") ;
filename.len = strlen(filename.str) ;
EXEC SQL REMOVE CLIB:filename ;