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ノンストップデータベース HiRDB Version 10 SQLリファレンス


6.20.1 REMOVE JARの形式と規則

〈この項の構成〉

(1) 機能

HiRDBサーバのJARファイルを削除します。接続している認可識別子に対応するJARファイル格納ディレクトリから削除してください。

(2) 形式

 REMOVE JAR {:埋込み変数|'文字列'}

(3) オペランド

(a) {:埋込み変数|'文字列'}

削除するJARファイルの名称を指定します。JARファイルは,絶対パス名又は相対パス名では指定できません。

:埋込み変数

JARファイルの名称をVARCHAR型の埋込み変数で指定します。

既定文字集合以外の文字集合は指定できません。

'文字列'

JARファイルの名称を文字列定数で指定します。

(4) 共通規則

  1. REMOVE JARを実行する前に,HiRDBサーバに接続しておく必要があります。

  2. エラーコードはSQLCODEに返されます。

  3. ほかのサーバマシンのJARファイルは指定できません。

  4. ワイルドカードは使用できません。

  5. REMOVE JARは,トランザクションの開始前に実行してください。

(5) 使用例

JARファイル(sampleproc.jar)を埋込み変数で指定して削除します。

EXEC SQL BEGIN DECLARE SECTION ;
struct {
    short  len ;
    char   str[256] ;
} filename ;
EXEC SQL END DECLARE SECTION ;
EXEC SQL CONNECT ;
strcpy(filename.str,"sampleproc.jar") ;
filename.len = strlen(filename.str) ;
EXEC SQL REMOVE JAR :filename ;