Hitachi

ノンストップデータベース HiRDB Version 10 SQLリファレンス


1.10.2 外部Cストアドルーチン

この項では,外部Cストアドルーチン名について説明します。なお,SQLを発行する外部Cストアドルーチンは実行できません。

〈この項の構成〉

(1) 外部Cストアドルーチン名

外部Cストアドルーチン名は,CREATE PROCEDURE及びCREATE FUNCTIONで指定できます。外部C手続き及び外部C関数を,外部ルーチンとして定義するために指定します。

(a) 形式

 外部Cストアドルーチン名::='Cライブラリファイル名!外部関数識別子'

(b) 説明

Cライブラリファイル名

C言語で実装した関数を含む,ライブラリファイルの名称を指定します。

Cライブラリファイル名は,パス名で指定しないで,ファイル名だけを指定してください。

外部関数識別子

外部Cストアドルーチンの処理が記述されているC関数の識別子を指定します。

(c) 規則

  1. 各項目に指定できる文字を次に示します。

    • Cライブラリファイル名

      次に示す半角文字が使用できます。

      アルファベットの大文字と小文字,数字,'_'(アンダースコア),'$','.','-'

    • 外部関数識別子

      次に示す半角文字が使用できます。

      アルファベットの大文字と小文字,数字,'_'(アンダースコア)

  2. 外部関数識別子の先頭一文字には数字を指定できません。

  3. Cライブラリファイル名の長さと,外部関数識別子の長さの合計は,最大で254バイトです。