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ノンストップデータベース HiRDB Version 10 UAP開発ガイド


13.3.6 文字コード変換機能の設定

HiRDBサーバとHiRDBクライアントの文字コード種別が異なる場合,クライアント環境定義PDCLTCNVMODEの設定が必要です。PDCLTCNVMODEの設定と使用できる文字コードの組み合わせを次の表に示します。

表13‒6 Windows版HiRDB ODBC3.5ドライバを使用する場合のPDCLTCNVMODEの設定と使用できる文字コードの組み合わせ

ODBC Cデータ型

HiRDBサーバの文字コード種別

クライアント環境定義PDCLTCNVMODEの指定

変換される文字コード種別

SQL_C_CHAR

(文字コード種別はSJIS)

UJIS

UJIS

UJIS2

(O) −

(L) SJIS←→UJIS

UCS2_UJIS

UCS2_UJIS2

(O) SJIS←→UTF-16

(L) UTF-16←→UJIS

UTF-8

UTF8

UTF8MS

UTF8_TXT

UTF8MS_TXT

UTF8_EX

UTF8_EX2

(O) −

(L) SJIS←→UTF-8

UCS2_UTF8

(O) SJIS←→UTF-16

(L) UTF-16←→UTF-8

SQL_C_WCHAR

(文字コード種別はUTF-16)

SJIS

指定なし

(O) UTF-16←→SJIS

(L) −

UJIS

UCS2_UJIS

UCS2_UJIS2

(O) −

(L) UTF-16←→UJIS

UJIS

UJIS2

(O) UTF-16←→SJIS

(L) SJIS←→UJIS

UTF-8

UCS2_UTF8

(O) −

(L) UTF-16←→UTF-8

UTF8

UTF8MS

UTF8_TXT

UTF8MS_TXT

UTF8_EX

UTF8_EX2

(O) UTF-16←→SJIS

(L) SJIS←→UTF-8

(凡例)

(O):ODBCドライバによる文字コード変換

(L):クライアントライブラリによる文字コード変換

−:文字コード変換なし

注※

上段と下段で文字コード変換の回数が異なります。文字コード変換回数が少ない上段の指定を推奨します。

表13‒7 Linux版HiRDB ODBC3.5ドライバを使用する場合のPDCLTCNVMODEの設定と使用できる文字コードの組み合わせ

ODBC Cデータ型

HiRDBサーバの文字コード種別

クライアント環境定義PDCLTCNVMODEの指定

変換される文字コード種別

SQL_C_CHAR

(文字コード種別はSJIS)

UJIS

UJIS

UJIS2

(O) −

(L) SJIS←→UJIS

UTF-8

UTF8

UTF8MS

UTF8_TXT

UTF8MS_TXT

UTF8_EX

UTF8_EX2

(O) −

(L) SJIS←→UTF-8

SQL_C_WCHAR

(文字コード種別はUTF-16)

表「Unicode対応のODBC関数を使用する場合に使用できる文字コードの組み合わせと変換される文字コード種別」を参照してください

(凡例)

(O):ODBCドライバによる文字コード変換

(L):クライアントライブラリによる文字コード変換

−:文字コード変換なし