17.10.11 setUser
(1) 機能
データベース接続時の認可識別子を設定します。
(2) 形式
public void setUser ( String user ) throws SQLException
(3) 引数
- String user:
-
認可識別子を指定します。
ナル値の場合は,このメソッドによって現在までに設定した認可識別子を無効とし,初期状態に戻します。
(4) 戻り値
なし。
(5) 機能詳細
認可識別子を設定します。
次のメソッドの実行時に,setUserメソッド,及びsetPasswordメソッドで指定された認可識別子及びパスワードを使用し,データベースへの物理接続を確保します。
-
DataSourceインタフェースのgetConnectionメソッド(引数なし)
-
ConnectionPoolDataSourceインタフェースのgetPooledConnectionメソッド
-
XADataSourceインタフェースのgetXAConnectionメソッド
なお,引数userがナル値の場合は,このメソッドによる認可識別子の設定がないものとみなします。
設定がない場合の扱いについては,「接続情報の優先順位」を参照してください。
(6) 発生する例外
引数userで指定した文字列の長さが0の場合,SQLExceptionを投入します。