7.6.6 32ビットモードから64ビットモードへのHiRDBクライアントへの移行
32ビットモードから64ビットモードへHiRDBクライアントを移行するには,HiRDBクライアントを64ビットモードにバージョンアップする必要があります(64ビットモードのHiRDBクライアントをインストールして,クライアントの環境設定をします)。クライアントの環境設定については,「クライアントの環境設定」を参照してください。
64ビットモードのHiRDBクライアントをインストールした場合,64ビットモード用のファイルが作成されます。インストールしたときに作成されるファイルについては,「HiRDBクライアントのディレクトリ及びファイル構成」を参照してください。
クライアントの環境設定が終わったら,次の手順でUAPを64ビットモード対応にしてください。
- <手順>
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埋込み変数の宣言でlong型を使用している場合,その箇所をint型に置き換えます。
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UAPのプリプロセスを実行します。このとき,64ビットモード用のポストソースを生成するオプション(UNIXの場合は-h64,Windowsの場合は/h64)を指定します。
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UAPのコンパイルを実行します。このとき,64ビットモード用のオブジェクトを生成するオプションを指定します。
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UAPのリンケージを実行します。このとき,リンケージするクライアントライブラリに64ビットモードのクライアントライブラリを指定します。
- 注
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プリプロセス,及びコンパイル,リンケージについては,それぞれ「プリプロセス」,「コンパイルとリンケージ」を参照してください。
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