11.3.3 idxname文(インデクスの情報の記述)
インデクスの使用中空きページ解放(-k index)の場合,対象とするインデクスの情報を指定します。
- <適用基準>
-
-k index場合,-tオプションに指定した表に定義されているすべてのインデクスが処理対象になりますが,特定のインデクス,サーバ,又はRDエリアだけを処理対象にするとき,idxname文を指定します。
- <規則>
-
-
nameオペランドは,server及びrdareaオペランドよりも前に指定してください。
-
識別子に空白及び英小文字を含む場合は,引用符(")で囲んで指定してください。英小文字が引用符で囲まれていない場合,英大文字として扱われます。
-
rdareaオペランドを指定したidxname文を指定し,ほかにもidxname文を指定する場合,nameオペランドだけを指定したidxname文,及びserverオペランドを指定したidxname文は指定できません。
-
同じインデクス識別子を指定したidxname文は複数個指定できません。ただし,rdareaオペランドを指定する場合は複数個指定できます。
-
(1) 形式
idxname name={インデクス識別子|*} 〔{server=サーバ名〔,サーバ名〕… |rdarea=RDエリア名〔,RDエリア名〕…}〕
(2) 説明
(a) name={インデクス識別子|*}
- インデクス識別子 〜<識別子>
-
インデクスの使用中空きページ解放の対象となるインデクス識別子を指定します。
認可識別子は,-tオプションに指定した表の認可識別子を仮定するため,ここでは指定する必要はありません。
- *
-
表に定義されているすべてのインデクスを対象にする場合,*を指定します。
*指定のidxname文(serverオペランドなし)と,idxname文を省略した場合とでは,両方とも表のすべてのインデクスが処理対象となります。ただし,*を指定してserverオペランドも指定したidxname文の場合は,表のすべてのインデクスのうち,serverオペランドに指定したバックエンドサーバにあるインデクスだけを処理対象にできます。
*を指定した場合,idxname文は1個だけ指定できます。