10.3.4 idxwork文(インデクス情報ファイル用ディレクトリの情報の記述)
インデクス一括作成モード(-i c)でindex文を省略した場合,自動的にインデクス情報ファイルが作成されるディレクトリの名称を指定します。
- <適用基準>
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システム定義のpd_tmp_directoryオペランド及び環境変数TMPを指定していない場合,idxwork文は,%PDDIR%\tmpディレクトリの容量不足を発生させないようにするため,できるだけ指定してください。
- <規則>
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index文,及びidxwork文の両方を省略した場合,ALTER TABLEで追加したインデクス格納RDエリアがあるサーバの,表「pdrbalがサーバでファイルを出力するディレクトリ」に示すディレクトリにインデクス情報ファイルが作成されます。
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HiRDB/シングルサーバの場合,一つだけidxwork文を指定します。
HiRDB/パラレルサーバの場合,ALTER TABLEで追加したインデクス格納用RDエリアがあるサーバの数だけidxwork文を指定します。指定するサーバ名は,インデクス格納RDエリアがあるサーバの名称を指定します。
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idxwork文とindex文を同時に指定した場合,index文の指定が有効となり,idxwork文の指定は無視されます。
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インデクスの作成が正常終了した場合,指定したディレクトリ下のインデクス情報ファイルは自動的に削除されます。
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- 〈この項の構成〉
(1) 形式
idxwork 〔サーバ名〕 ディレクトリ名
(2) 説明
(3) 作成されるインデクス情報ファイルの名称
作成されるインデクス情報ファイルの名称は次の形式で作成されます。
ディレクトリ名\INDEX-インデクス名-インデクス格納用RDエリア名 -一意となる文字列
例を次に示します。
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条件
インデクス名:IDX1
インデクス格納用RDエリア:USER01
idxwork文の内容:idxwork c:\hirdb\pdrbal
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作成されるインデクス情報ファイルの名称
c:\hirdb\pdrbal\INDEX-IDX1-USER01-aaaa00001
- 注意事項
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インデクス名又はインデクス格納RDエリア名に\が含まれている場合,\をファイルパス名に使用するとパスセパレータとして扱われるため,「\」を「(」に置き換えます。