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ノンストップデータベース HiRDB Version 10 コマンドリファレンス(Windows(R)用)


付録B.1 運用コマンドの排他制御モード

運用コマンドの排他制御モードを次の表に示します。

表B‒1 運用コマンドの排他制御モード

実行環境

資源

コマンド

オプション

ディクショナリ表

RDエリア状態

RDエリア

バックアップ閉塞

インメモリ同期

pdbufls

すべて

pdclose

なし

EX

EX

EX※3

pddbfrz

すべて

EX

EX

pddbls

-a

SR

なし,-l,又は-b

pdhold

なし

EX

EX

-c

EX

EX

EX

-i

EX

PR

-b

EX

PR

EX

-bw

EX

PR

EX※2

EX

-buw

EX

PR

EX※2

-bu

EX

EX※2

pdopen

なし

EX

EX

pdrels

なし,又は-o

EX

PR/−※1

pdchpathn

すべて

EX※4

SU※5

注※1

更新可能バックアップ閉塞時には,排他を掛けません。

注※2

pdrelsコマンドで閉塞解除するか,又は障害閉塞になるまで,排他は解除されません。

注※3

コマンド実行前のRDエリアの状態が障害閉塞状態又はクローズ状態以外のときに排他を取得します。

注※4

さらに,ディクショナリ表(SQL_PHYSICAL_FILES,SQL_IOS_GENERATIONS)に表排他を取得します。

注※5

マスタディレクトリ用RDエリア,データディクショナリ表用RDエリアが対象となります。