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ノンストップデータベース HiRDB Version 10 コマンドリファレンス(Windows(R)用)


変更内容

変更内容(3020-6-559-40) HiRDB Version 10 10-04

追加・変更内容

関連するコマンド

変更個所

データベース回復ユティリティ(pdrstr)を使用してデータベースを回復する場合,マスタディレクトリ用RDエリアの回復も必要なときに警告メッセージを出力する機能をサポートしました。

これにより,マスタディレクトリ用RDエリアの回復が漏れて,マスタディレクトリ用RDエリアと関連RDエリアが不整合になることを予防できるようになります。

pdmstchk

1.22.7519.4.1(1)19.4.1(3)19.4.2(24)19.5表A-1表G-1表H-1

これまで通信情報ファイルディレクトリはルートファイルシステム(/dev)下の固定のパスでしたが,任意のパスに変更できるようになりました。

これにより,通信情報ファイルディレクトリを/dev以外に作成することで,ルートファイルシステムへの負荷を減らすことができます。

また,マルチHiRDB構成では,各HiRDBシステムで異なるHiRDB管理者がそれぞれの通信情報ファイルディレクトリを管理することができます。

pdplgrgst

pddef

1.5.52.82.1(6)4.4.2

pdaudputコマンドの監査証跡表操作で,-wに指定した検索条件によって,監査証跡表で出力対象となる行数に応じて排他資源を要求しないように処理を変更しました。

これにより,大量の監査証跡表データを検索するときなどに発生していた排他資源不足エラーが発生しなくなります。

pdaudput

付録B.2

単なる誤字・脱字などはお断りなく訂正しました。

変更内容(3020-6-559-30) HiRDB Version 10 10-03

追加・変更内容

関連するコマンド

ALTER TABLEで表に列を追加する場合,データ格納済みの表に対しても追加列に規定値を指定できるようにしました。これによって,データ格納済みの表に列を追加する手順が簡略化されます。

pddefrev

変更内容(3020-6-559-20) HiRDB Version 10 10-02

追加・変更内容

関連するコマンド

ユーザ権限の種類に,スキーマ操作権限を追加しました。これによって,自スキーマに対して他人がリソースの追加,変更ができるようになります。また,監査人として,主監査人(システムで1人定義可能),副監査人(システムで複数人定義可能)を定義できるようにしました。これによって,監査情報を複数人で管理できるようになります。

pdinit

pdmod

pdstedit

pdaudput

変更内容(3020-6-559-10) HiRDB Version 10 10-01

追加・変更内容

関連するコマンド

データベース構成変更ユティリティ(pdmod)のRDエリアの再初期化で,表排他を掛けない機能をサポートしました。

これによって,横分割表を格納したRDエリアを再初期化する場合,再初期化対象外のRDエリアに格納された表に対して,SQL実行と再初期化が並列に実行できるようになります。

pdmod