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ノンストップデータベース HiRDB Version 10 コマンドリファレンス(UNIX(R)用)


変更内容

変更内容(3020-6-558-A0) HiRDB Version 10 10-10

追加・変更内容

関連するコマンド

変更個所

SELinuxをenforcingモードにした環境でHiRDBを構築できるようにしました。これによって,セキュリティ要件の高いシステムでもHiRDBを使用できます。

pdseset

表1-12.1152.117.1(6)2.117.1(7)表A-1表G-1表H-1

表のアクセス権限を一括で管理できるロール機能をサポートしました。これによって,権限の管理や移行が容易になるだけでなく,アクセス制御の一貫性が向上し,セキュリティの強化にもつながります。

pdmod

表7-5

リードレプリカ機能はFIX表の表データの反映だけをサポートしていましたが,非FIX表の表データ及びFIX表と非FIX表のインデクスデータも反映できるようになります。

pdload

pdparaload

pdrorg

pdreclaim

付録L.1付録L.3

単なる誤字・脱字などはお断りなく訂正しました。

変更内容(3020-6-558-90) HiRDB Version 10 10-09

追加・変更内容

関連するコマンド

データベースの内容を複製した参照専用のデータベースを構築できるようにしました。

これによって,アプリケーション側で更新用DBと参照用DB(リードレプリカ)を使い分け,負荷分散及びシステム全体のスループット向上につながります。

pdrrpref

データディクショナリ用RDエリアの計算式を変更しました。

pdinit

ディクショナリ表に次の表識別子を追加しました。

  • SQL_ROLES

  • SQL_ROLE_PRIVILEGES

pdrorg

変更内容(3020-6-558-80) HiRDB Version 10 10-08

追加・変更内容

関連するコマンド

一つのグローバルバッファを複数に分割する機能をサポートしました。

これによって,一つの大きなグローバルバッファを定義してもグローバルバッファの競合を減らすことができ,グローバルバッファの設計を容易にできます。

pdbufmod

デッドロック検知時に,デッドロックSQL情報ファイルにユーザ識別子ごとのSQLオブジェクト情報を出力できるようにしました。

これによって,デッドロック情報ファイルとデッドロックSQL情報ファイルに出力されるユーザ識別子を対応づけて,デッドロック発生要因のSQL文を確認できます。

pdobils

変更内容(3020-6-558-70) HiRDB Version 10 10-07

追加・変更内容

関連するコマンド

インナレプリカグループ内のRDエリアの整合性チェックコマンドでRDエリアの構成情報をCSV形式で出力する機能をサポートしました。これによって,CSV形式を扱えるツール(Excelなど)を使用したRDエリアの構成情報を確認できるようになり,対象RDエリアの数が多い環境でも効率良く構成情報を確認できます。

pdrdconstck

1バックエンドサーバ当たりの最大起動プロセス数(pd_max_bes_process),及びユニット内の最大同時起動サーバプロセス数(pd_max_server_process)の上限値を拡大しました。これによって,構成の設計の自由度を高めることができます。

pdchprc

ユーザ識別子ごとにSQLオブジェクト情報を出力できるようにしました。

これによって,デッドロック情報やユーザの状態表示コマンドで出力されるユーザ識別子と対応づけて,使用中のSQLオブジェクトを基にSQL文を確認できます。

pdobils

シンクポイント処理中の更新バッファに対して更新要求が発生した場合にも,代行出力をスキップできるようにしました。これによって,更新トランザクションの性能を安定させることができるようになります。

pdstedit

HiRDBの適用OSに次のOSを追加しました。

  • AIX V7.3

  • Red Hat Enterprise Linux 9