10.3.10 option文(オプション機能の記述)
pdrbalのオプション機能を指定します。
- <適用基準>
-
共用モードのpdrbalが動作できるかどうかをチェックする間隔を,変更する場合に指定します。
- <規則>
-
-
option文は一つだけ指定できます。
-
(1) 形式
option 〔check_itv=実行可否チェック間隔〕
(2) 説明
(a) check_itv=実行可否チェック間隔
〜<符号なし整数>((10〜180000))《10》
共用モード(-k share)の場合,pdrbalは処理対象表をアクセスするUAPがあるかどうかをチェックし,アクセスするUAPがないときにデータを移動します。実行可否チェック間隔には,このチェック間隔をミリ秒単位で指定します。
占有モード(-k exclusive)の場合は指定できません。
- <適用基準>
-
通常はデフォルト値で運用します。
pdrbalの負荷が大きく,オンライン業務に影響がある場合は,デフォルト値よりも大きい値を指定することで,pdrbalがUAPの動作をチェックする監視間隔が長くなり,オンライン業務を優先できます。