Hitachi

ノンストップデータベース HiRDB Version 10 コマンドリファレンス(UNIX(R)用)


1.3 ユティリティ一覧

HiRDBのユティリティ一覧を次の表に示します。なお,ユティリティによっては,「ユティリティの実行者」「HiRDB稼働中での実行」「実行するサーバマシン」に,さらに条件が付くことがあります。詳細は,各ユティリティの説明を参照してください。

表1‒2 ユティリティ一覧

ユティリティ

内容

ユティリティの実行者

HiRDB稼働中での実行

実行するサーバマシン

データべース初期設定ユティリティ

(pdinit)

データベースの初期設定(RDエリアの作成)をします。

HiRDB管理者

○

SDS又はMGR

データべース定義ユティリティ

(pddef)

定義系SQLを実行します。

CONNECT権限保持者,かつHiRDBグループのユーザ※2

○

任意のサーバマシン

データべース作成ユティリティ

(pdload)

ユーザが用意したデータを表に格納します。

HiRDBグループのユーザ※2。

DBアクセスに必要なユーザの権限は,動作モードによって異なります。

○

SDS又はMGR

会話型SQL実行ユティリティ

(pdsql)

会話形式でSQLを実行できます。

CONNECT権限保持者

○

任意のサーバマシン

データべース構成変更ユティリティ

(pdmod)

RDエリアの追加,拡張,又は再初期化など,データベースの物理構成を変更します。

HiRDB管理者

○

SDS又はMGR

データべース再編成ユティリティ

(pdrorg)

表の再編成,インデクスの再作成など,表のメンテナンスをします。

機能によって異なります。

○

SDS又はMGR

ディクショナリ搬出入ユティリティ

(pdexp)

表定義情報又はストアドプロシジャ情報を移行します。

DBA権限保持者,又は表の所有者。

かつHiRDBグループのユーザ※2。

○

SDS又はMGR

リバランスユティリティ

(pdrbal)

リバランス表にRDエリアを追加したときに発生する,データの偏りを修正します。

DBA権限保持者,又はSELECT権限,INSERT権限,DELETE権限保持者。

かつHiRDBグループのユーザ※2。

○

SDS又はMGR

空きページ解放ユティリティ

(pdreclaim)

オンライン中に空きページ(使用中空きページ)を解放します。

DBA権限保持者,又はINSERT権限,DELETE権限保持者。

かつHiRDBグループのユーザ※2。

○

SDS又はMGR

グローバルバッファ常駐化ユティリティ(pdpgbfon)

表のページ情報をグローバルバッファに読み込みます。

DBA権限保持者,SELECT権限保持者,又はスキーマの所有者。かつHiRDBグループのユーザ※2。

○

SDS又はMGR

整合性チェックユティリティ(pdconstck)

参照制約又は検査制約が定義された表に対して,整合性チェック及び検査保留状態の操作(設定又は解除)をします。

DBA権限保持者,又は表の所有者。

かつHiRDBグループのユーザ※2。

○

SDS又はMGR

統計解析ユティリティ

(pdstedit)

アンロードデータファイル,及びシステムログファイルから情報を入力し,統計情報を編集します。

HiRDB管理者

◎

任意のサーバマシン

データべース状態解析ユティリティ

(pddbst)

ユーザ用RDエリアの表とインデクス,又はデータディクショナリ用RDエリアの格納状態を解析し,解析結果を表示します。

DBA権限保持者,かつHiRDBグループのユーザ※2

○

SDS又はMGR

最適化情報収集ユティリティ

(pdgetcst)

コストベースの最適化のための最適化情報を取得し,ディクショナリ表に最適化情報を登録します。

SELECT権限保持者,かつHiRDBグループのユーザ※2

○

SDS又はMGR

アクセスパス表示ユティリティ

(pdvwopt)

SQL最適化処理によって決定されたアクセスパスを表示します。

一般ユーザ

◎

SDS又はFES

データべース複写ユティリティ

(pdcopy)

  • データベースのバックアップを取得します。

  • ログポイント情報の取得,及びログポイント情報ファイルの作成をします。

HiRDB管理者

○

SDS又はMGR

データべース回復ユティリティ

(pdrstr)

  • 障害が発生した場合,データベースのバックアップとバックアップ取得以降のログを基にして,データベースを回復します。

  • ログポイント情報ファイルを再作成します。

HiRDB管理者

○

SDS又はMGR

レジストリ機能初期設定ユティリティ

(pdreginit)

レジストリ機能を管理,操作するためのレジストリ用RDエリア,レジストリLOB用RDエリア,及びレジストリ管理表を作成します。

HiRDB管理者

○

SDS又はMGR

JP1/NETM/Audit用監査ログ出力ユティリティ(pdaudput)

JP1/NETM/Audit用監査ログ出力ファイルに,監査証跡表のデータを出力します。

HiRDB管理者及び監査人※1

○

SDS又はMGR

(凡例)

◎:HiRDBが稼働中でも停止中でも実行できます。

○:HiRDBが稼働中のときだけ実行できます。

SDS:HiRDB/シングルサーバの場合に,シングルサーバがあるサーバマシンで実行することを示します。

MGR:HiRDB/パラレルサーバの場合に,システムマネジャがあるサーバマシンで実行することを示します。

FES:HiRDB/パラレルサーバの場合に,フロントエンドサーバがあるサーバマシンで実行することを示します。

注1

運用コマンド又はユティリティの実行時に指定したファイルを,ほかの運用コマンド,ユティリティ,又はUAPで同時に使用しないでください。同じファイルを運用コマンド,ユティリティ,又はUAPで同時に使用した場合は,処理結果が不正となったりエラーが発生したりすることがあります。

注2

ユティリティは,HiRDBのサービスの状態が開始(OSによって表記は異なります)となっているときに実行してください。

注※1

HiRDB管理者でコマンドを実行し,HiRDBへアクセスする際の認証には監査人の認可識別子とパスワードを指定してください。

注※2

通信情報ファイルディレクトリ変更機能を適用している場合は,HiRDBグループに属しているユーザで実行してください。