26.12.9 パブリッククラウド環境に関する運用時の注意事項
Microsoft Azure環境上にクラスタ構成を適用する場合の注意事項を次に示します。
- 〈この項の構成〉
(1) Microsoft Azure環境に関する注意事項
(a) Azureロードバランサー制御使用時の注意事項
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HiRDBを系切り替えした直後,HiRDBへの接続処理がエラーとなります。これは,Azureロードバランサーが正常性プローブ応答の途絶を認識するまでに最小でも10秒程度掛かるためです。この時間はAzureロードバランサーの正常性プローブの設定によって変化します。
なお,クライアント環境定義PDAUTORECONNECTにYESを指定して自動再接続機能を使用すれば,接続処理がエラーになっても自動的に再接続できます。
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Microsoft Azureの制限に伴い,HiRDBの実行系サーバ上に配置したHiRDBクライアントから,内部ロードバランサーを経由して同一サーバ内のHiRDBに接続することはできません。そのため,UAPや次に示すコマンド・ユティリティをHiRDBの実行系サーバ上で実行する場合は,PDHOST環境変数に接続するHiRDBサーバのホスト名又はIPアドレスを指定してください。
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pdsql
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マニュアル「HiRDB コマンドリファレンス」の「環境変数に設定したクライアント環境変数の制限事項」の「■指定を有効とするクライアント環境変数(その2)」及び「■指定を有効とするクライアント環境変数(その3)」に示されるユティリティ
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