26.5.10 HiRDBに関連するサービスの準備
クラスタソフトウェアからサービスを起動するため,サービスがログオン時に使用するアカウントを変更する必要があります。変更する必要があるサービスを次の表に示します。なお,HiRDB管理者の登録については,マニュアル「HiRDB システム導入・設計ガイド」を参照してください。
サービスの種類 |
サービス名 |
サービスがログオン時に 使用するアカウント |
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HiRDBのクラスタサービス (HiRDB/ClusterService) |
HiRDBClusterService |
HiRDB管理者 |
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HiRDBのサービス |
HiRDB/シングルサーバの場合 (HiRDB/SingleServer) |
HiRDBSingleServer |
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HiRDB/パラレルサーバの場合 (HiRDB/ParallelServer) |
HiRDBParallelServer |
HiRDBのクラスタサービスを開始又は終了するときに,次に示すバッチファイルを実行します。
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開始時:%PDDIR%\conf\pdshastr.bat
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終了時:%PDDIR%\conf\pdshaend.bat
HiRDBの開始コマンドを"pdshastr.bat"ファイルに指定してください。開始コマンドの例を次に示します。
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HiRDB/シングルサーバの場合:%PDDIR%\bin\pdstart.exe
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HiRDB/パラレルサーバの場合:%PDDIR%\bin\pdstart.exe -q
HiRDBの終了コマンドを"pdshaend.bat"ファイルに指定してください。終了コマンドの例を次に示します。
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HiRDB/シングルサーバの場合:%PDDIR%\bin\pdstop.exe -f -q
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HiRDB/パラレルサーバの場合:%PDDIR%\bin\pdstop.exe -z -q
このコマンドを実行すると,共有ディスク上のRDエリアが障害閉塞することがあります。この場合,データベース回復ユティリティで共有ディスク上のRDエリアを回復してください。
- 注意事項
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Hitachi HA Toolkit Extensionを使用する場合
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HiRDBのクラスタサービスを開始又は終了するときに実行する,上記のバッチファイルを用意する必要があります。
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