24.11.2 自動データロード機能適用中にHiRDBで障害が発生した場合
自動データロード機能を適用中にHiRDBで障害が発生した場合のHiRDBの動作と,対処方法を次の表に示します。HiRDB管理者は,対処方法の内容を基に,障害原因に応じた対処をしてください。
障害内容 |
障害原因 |
HiRDBの動作 |
機能の継続 |
HiRDB管理者の対処方法 |
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監査証跡ファイルにスワップが発生した時,MGRユニットへの通信が失敗した場合 |
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○ |
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監査証跡ファイルにスワップが発生したのに,自動データロード対象にならない場合 |
MGRユニットと,スワップした監査証跡ファイルのある非MGRユニットの間で,通信障害が発生しています。 |
原因を調査し,MGRユニットと非MGRユニット間の通信障害を解消してください。 |
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自動データロードで,pdloadの起動に失敗した場合 |
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○ |
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自動データロード対象のファイルが存在するのに,自動データロードが実行されない場合 |
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○ |
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ユニットダウンにより,自動データロードがエラー終了した場合 |
自動データロード中の監査証跡ファイル又は監査証跡表のある非MGRユニットが,強制停止,異常終了,又は系切り替えを行いました。 |
KFPS05713-Eメッセージを表示します。 |
× |
pdstart -qで非MGRユニットを再開始してください。 |
MGRユニットが強制停止,異常終了,又は系切り替えを行いました。 |
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○ |
pdstart -qでMGRユニットを再開始してください。 |
- (凡例)
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○:自動データロード機能は停止しません。
×:自動データロード機能は停止します。障害の原因を取り除いた後,pdaudatld -b で機能を再開始する必要があります。
MGRユニット:システムマネジャがあるユニット
非MGRユニット:システムマネジャがないユニット