13.5.1 表のデータを削除する方法の説明
実行者 表の所有者又はDELETE権限があるユーザ
表から不要になった行を削除するには,DELETE文又はPURGE TABLE文を実行します。
- 〈この項の構成〉
(1) 行を選択して削除する場合
行を選択して削除する場合は,DELETE文にWHEREオペランドを指定して実行します。
(2) すべての行を削除する場合
表にあるすべての行を削除する場合は,次に示すどちらかのSQLを実行します。
-
WHEREオペランドを省略したDELETE文
-
PURGE TABLE文
- 考慮点
-
-
行数が多い表からすべての行を削除する場合は,PURGE TABLE文を実行した方が,DELETE文を実行するよりも速く削除できます。
-
DELETE文で大量の行を削除する場合は,LOCK文で表に排他モードのEXCLUSIVEを指定してから実行すると,排他制御のオーバヘッドが少なくなります。
-
DELETE文で大量に行を削除しても,セグメントは確保されたままになるため,ユーザ用RDエリア内の空き領域は変わりません。空き領域を作りたい場合は,PURGE TABLE文を使用してください。
-