13.3.1 例題1(表単位で再編成する場合:HiRDB/シングルサーバの場合)
横分割表(TABLE1)を表単位で再編成します。再編成するときの条件は次のとおりです。
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TABLE1はユーザ用RDエリア(RDAREA1〜RDAREA2)に横分割されています。
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TABLE1には,横分割インデクス(INDEX1)及び非分割キーインデクス(INDEX2)が定義されています。
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INDEX1はユーザ用RDエリア(RDAREA3〜RDAREA4)に横分割されています。
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INDEX2はユーザ用RDエリア(RDAREA5)に格納されています。
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表を再編成するときにインデクスを一括作成(省略値)します。
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更新前ログ取得モード(省略値)で表を再編成します。
- 〈手順〉
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pdholdコマンドで再編成対象RDエリアを閉塞します。
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pdrorgコマンドの制御文ファイルを作成します。
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pdrorgコマンドで表を再編成します。
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再編成対象RDエリアのバックアップを取得します。
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pdrelsコマンドでRDエリアの閉塞を解除します。
手順の数字はこの後で説明している( )レベルに対応しています。例えば,3の操作は(3)で説明しています。
- ポイント
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更新前ログ取得モードでpdrorgコマンドを実行するため,pdrorgコマンドの実行後(手順4)にバックアップを取得する必要があります。
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更新前ログ取得モードでpdrorgコマンドを実行するため,前記の手順1〜4の間は再編成対象RDエリアを閉塞したままにしてください。
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- 〈この項の構成〉
(1) pdholdコマンドで再編成対象RDエリアを閉塞します
pdhold -r RDAREA1,RDAREA2,RDAREA3,RDAREA4,RDAREA5
(2) pdrorgコマンドの制御文ファイルを作成します
制御文ファイル(C:\pdrorg\rorg01)の内容を次に示します。
unload C:\pdrorg\unfile1 1 idxwork C:\pdrorg\idxwork 2 sort C:\sortwork 3
- 〔説明〕
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アンロードデータファイルの名称を指定します。
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インデクス情報ファイル作成用のディレクトリ名を指定します。このディレクトリ下にインデクス情報ファイルが作成されます。
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ソート用ワークディレクトリの名称を指定します。
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(3) pdrorgコマンドで表を再編成します
pdrorg -k rorg -t TABLE1 C:\pdrorg\rorg01
- 〔説明〕
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インデクス(INDEX1及びINDEX2)も同時に一括作成するため,-iオプションを省略してインデクス一括作成モードでインデクスを一括作成します。
-k:再編成をするためrorgを指定します。
-t:再編成する表の名称を指定します。
C:¥pdrorg¥rorg01:(2)で作成したpdrorgコマンドの制御文ファイル名を指定します。
(4) 再編成対象RDエリアのバックアップを取得します
再編成対象RDエリア(RDAREA1〜RDAREA5)のバックアップを取得してください。バックアップの取得方法については,「例題8(RDエリア単位にバックアップを取得する場合)」を参照してください。
(5) pdrelsコマンドでRDエリアの閉塞を解除します
pdrels -r RDAREA1,RDAREA2,RDAREA3,RDAREA4,RDAREA5
コマンドの実行後,実行結果が正しいかどうか確認することをお勧めします。コマンドの実行結果の確認方法については,マニュアル「HiRDB コマンドリファレンス」を参照してください。