11.1.2 HiRDBを終了してユニットを追加する場合
HiRDB/パラレルサーバにユニット3を追加して,そのユニット内にフロントエンドサーバ(FES3)とバックエンドサーバ(BES3)を定義します。このときの手順を説明します。
- 〈この項の構成〉
(1) 新規サーバマシンを準備します
新規サーバマシンを準備して,HiRDBをインストールしてセットアップしてください。HiRDBのインストール及びセットアップについては,マニュアル「HiRDB システム導入・設計ガイド」を参照してください。
なお,次に示すことを既存のユニットに合わせてください。
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HiRDBのバージョン
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アドレシングモード(32ビットモード又は64ビットモード)
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文字コード種別
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付加PP及び関連製品のインストール状況
(2) pdstopコマンドでHiRDBを正常終了します
pdstop
必ず正常終了させてください。
(3) HiRDBシステム定義を変更します
ユニット構成の変更を反映したHiRDBシステム定義を作成してください。また,(7)でRDエリアを追加又は移動する場合はグローバルバッファの定義も修正してください。
- 注意事項
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既存ユニット(ユニット1及びユニット2)内の各サーバに対応しているpdstartオペランドの指定値を変更しないでください。変更すると,システムファイルの初期化などを行う必要があります。pdstartオペランドの指定値を変更したときに行う操作については,マニュアル「HiRDB システム定義」のpdstartオペランドの説明を参照してください。
(4) pdloginit及びpdstsinitコマンドでユニット3に必要なシステムファイルを作成します
pdloginit -d sys -s fes3 -f C:\sysarea\log01 -n 5000 1 : pdloginit -d spd -s fes3 -f C:\sysarea\sync01 -n 5000 2 : pdstsinit -s fes3 -f C:\sysarea\ssts01 -c 3000 3 : pdstsinit -u UNT3 -f C:\sysarea\usts01 -c 3000 4 :
- 〔説明〕
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FES3及びBES3のシステムログファイルを作成します。
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FES3及びBES3のシンクポイントダンプファイルを作成します。
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FES3及びBES3のサーバ用ステータスファイルを作成します。
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ユニット3のユニット用ステータスファイルを作成します。
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(5) pdconfchkコマンドでHiRDBシステム定義をチェックします
pdconfchk
エラーがある場合はHiRDBシステム定義を修正して,再度pdconfchkコマンドを実行してください。
(6) pdstartコマンドでHiRDBを正常開始します
pdstart
(7) pdmodコマンドでRDエリアを追加又は移動します
必要に応じてBES3にRDエリアを追加又は移動してください。RDエリアの追加については,「RDエリアを作成する方法(RDエリアの追加)」を参照してください。RDエリアの移動については,「RDエリアを移動する方法(RDエリアの移動)」を参照してください。
(8) クライアント環境定義を変更します
クライアント環境定義の次に示すオペランドに,追加したフロントエンドサーバ(FES3)を必要に応じて指定してください。
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PDFESHOST
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PDSERVICEGRP
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PDSERVICEPORT
コマンドの実行後,実行結果が正しいかどうか確認することをお勧めします。コマンドの実行結果の確認方法については,マニュアル「HiRDB コマンドリファレンス」を参照してください。