9.3.2 運用例
pdbufmodコマンドでグローバルバッファを追加,変更,又は削除します。
- 〈この項の構成〉
(1) 例題1(グローバルバッファの追加)
グローバルバッファ(gbuf01)を追加して,そのグローバルバッファに追加したRDエリア(RDAREA1)を割り当てます。
pdbufmod -k add -a gbuf01 -r RDAREA1 -n 1000
- 〔説明〕
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-k add:グローバルバッファを追加する場合に指定します。
-a:追加するグローバルバッファの名称を指定します。
-r:割り当てるRDエリアを指定します。
-n:グローバルバッファのバッファ面数を指定します。
(2) 例題2(グローバルバッファの追加,及びRDエリアの割り当て先グローバルバッファの変更)
グローバルバッファ(gbuf02)を追加します。同時に,RDエリア(RDAREA1)の割り当て先グローバルバッファをgbuf01からgbuf02に変更します。
pdbufmod -k add -a gbuf02 -r RDAREA1 -n 1000
- 〔説明〕
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-k add:グローバルバッファを追加する場合に指定します。
-a:追加するグローバルバッファの名称を指定します。
-r:割り当てるRDエリアを指定します。
-n:グローバルバッファのバッファ面数を指定します。
(3) 例題3(RDエリアの割り当て先グローバルバッファの設定)
既存のグローバルバッファ(gbuf01)に,追加したRDエリア(RDAREA1)を割り当てます。
pdbufmod -k add -a gbuf01 -r RDAREA1
- 〔説明〕
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-k add:既存のグローバルバッファにRDエリアを割り当てる場合に指定します。
-a:割り当て先のグローバルバッファの名称を指定します。
-r:割り当てるRDエリアを指定します。
(4) 例題4(RDエリアの割り当て先グローバルバッファの変更)
RDエリア(RDAREA1)の割り当て先グローバルバッファをgbuf01からgbuf02に変更します。gbuf01及びgbuf02は既存のグローバルバッファとします。
pdbufmod -k add -a gbuf02 -r RDAREA1
- 〔説明〕
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-k add:既存のグローバルバッファにRDエリアを割り当てる場合に指定します。
-a:割り当て先のグローバルバッファの名称を指定します。
-r:割り当てるRDエリアを指定します。
(5) 例題5(グローバルバッファの削除)
RDエリアを割り当てていないグローバルバッファ(gbuf01)を削除します。
pdbufmod -k del -a gbuf01
- 〔説明〕
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-k del:グローバルバッファを削除する場合に指定します。
-a:削除するグローバルバッファの名称を指定します。
(6) 例題6(RDエリアを割り当てているグローバルバッファの削除)
RDエリア(RDAREA1)を割り当てているグローバルバッファ(gbuf01)を削除します。
pdhold -r RDAREA1 -c 1 pdbufmod -k del -a gbuf01 2
- 〔説明〕
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RDエリアを閉塞クローズ状態にします。ただし,gbuf01がインデクス用グローバルバッファの場合はインデクス格納RDエリアを閉塞クローズ状態にします。
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グローバルバッファを削除します。
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(7) 例題7(RDエリアをグローバルバッファから切り離す)
RDエリア(RDAREA1)をグローバルバッファ(gbuf01)から切り離します。
pdhold -r RDAREA1 -c 1 pdbufmod -k del -r RDAREA1 2
- 〔説明〕
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RDエリアを閉塞クローズ状態にします。
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RDエリアをグローバルバッファから切り離します。
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