9.2.4 システム構成変更コマンド実行後のHiRDBの状態
システム構成変更コマンドを実行すると,HiRDBは正常開始したときと同じ状態になるため,次に示すことが発生します。
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システムログファイルがスワップします。
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メッセージログファイルがスワップします。メッセージログファイル中のメッセージを保存する場合は,システム構成変更コマンドの実行前にメッセージログファイルのバックアップを取得してください。
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データベース構成変更ユティリティで割り当てたグローバルバッファが無効になります。
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pdbufmodコマンドで動的変更したグローバルバッファが無効になります。
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pd_spool_cleanup_intervalオペランドで指定するトラブルシュート情報の削除処理間隔の時間カウントが0に戻ります。
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pd_spool_cleanupオペランドにnormal又はforce(省略値)を指定している場合,出力済みのトラブルシュート情報が削除されます。
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pdstbeginコマンド又はpdstendコマンドで変更した統計情報の取得が無効になり,pd_statistics及びpdstbeginオペランドの指定値が有効になります。
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pdchprcコマンドで変更した常駐プロセス数が無効になり,HiRDBシステム定義の指定が有効になります。
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HiRDB(HiRDB/パラレルサーバの場合はユニット)の異常終了後に再度入出力エラーが発生したため,pd_db_io_error_action=unitdownの指定が無効になっている場合,unitdownの指定が有効になります。
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絞込み検索で使用しているリストがなくなります。