5.2.3 HiRDBの稼働中にステータスファイルの容量を大きく(小さく)する場合
レコード使用率が高くなった場合,次に示す手順でステータスファイルの容量を大きくしてください。
- 〈手順〉
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pdlsコマンドで次に示すことを確認してください。
・予備のステータスファイル(ファイルの状態がSTANDBYと表示されます)
・ステータスファイルのレコード数
pdls -d sts -s b001
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pdstsclsコマンドで予備ファイルを予約にします。
pdstscls -s b001 -n sstsfg01
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pdstsrmコマンドで予約ファイルを削除します。
pdstsrm -s b001 -f C:¥sysfile01¥ssts1a
pdstsrm -s b001 -f C:¥sysfile01¥ssts1b
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pdstsinitコマンドで,3で削除したステータスファイルを再作成します。
このとき,レコード数を変更前のステータスファイルより大きくしてください。ファイル容量を小さくする場合はレコード数を小さくしてください。
pdstsinit -s b001 -f C:¥sysfile01¥ssts1a -l 4096 -c 1000
pdstsinit -s b001 -f C:¥sysfile01¥ssts1b -l 4096 -c 1000
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pdstsopenコマンドで,4で作成したステータスファイルを予備にします。
pdstsopen -s b001 -n sstsfg01
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pdstsswapコマンドで現用ファイルをスワップします。スワップ後,1〜5の手順で現用ファイルの容量を大きくしてください。
pdstsswap -s b001
コマンドの実行後,実行結果が正しいかどうか確認することをお勧めします。コマンドの実行結果の確認方法については,マニュアル「HiRDB コマンドリファレンス」を参照してください。
- 注意事項
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予備ファイルを予約に変更するとき,すべての予備ファイルを予約に変更しないでください。予備ファイルがないときにステータスファイルのスワップが発生すると,HiRDB(HiRDB/パラレルサーバの場合はユニット)が異常終了します。したがって,最低一つの予備ファイルを残した状態でステータスファイルの容量を変更してください。
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pd_syssts_last_active_file又はpd_sts_last_active_fileオペランドを指定している場合は注意が必要です。手順6で現用ファイルを変更しているため,これらのオペランドの指定値を次回のHiRDB開始時までに変更してください。変更しないと,HiRDB(HiRDB/パラレルサーバの場合はユニット)を開始できません。
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