付録D.6 RDエリアの拡張
データの追加によってRDエリアの容量不足が発生する可能性があります。次に示す施策を行ってください。
- 〈この項の構成〉
(1) RDエリアの自動増分
RDエリアが容量不足になったとき,HiRDBファイルシステム領域内に空き領域があれば,自動的にセグメントを追加してRDエリアの容量を拡張します。これをRDエリアの自動増分といいます。RDエリアの自動増分については,「RDエリアの自動増分」を参照してください。
なお,RDエリアの自動増分時に業務を停止する必要はありません。
(2) RDエリアの拡張
(1)で説明したRDエリアの自動増分回数には限りがあります。自動増分できなくなった場合は,RDエリアを拡張してください。RDエリアの拡張方法については,「RDエリアの容量を大きくする方法(RDエリアの拡張)」を参照してください。
なお,RDエリアを構成するHiRDBファイル数の上限は16です。これ以上のHiRDBファイルの追加はできません。
また,RDエリアの拡張時に業務を停止する必要はありません。
(3) RDエリアの再初期化
(2)で説明したRDエリアの拡張には限りがあります。拡張できなくなった場合は,RDエリアを再初期化してRDエリアの容量を大きくしてください。RDエリアの再初期化方法については,「RDエリアの容量又は属性を変更する方法(RDエリアの再初期化)」を参照してください。
なお,RDエリアを再初期化するときは,再初期化対象RDエリアにアクセスできなくなります。そのため,なるべく(1)(2)の方法でRDエリアを拡張してください。