付録D.1 システム構成変更コマンド(pdchgconfコマンド)
HiRDBシステム定義(UAP環境定義を除く)を変更する場合はHiRDBを終了する必要がありますが,システム構成変更コマンドを使用すると,HiRDBの稼働中にHiRDBシステム定義を変更できます。このため,次に示すことをHiRDBの稼働中に実行できます。
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ユニットの追加,削除,及び移動
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サーバの追加,削除,及び移動
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システムファイルの追加
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グローバルバッファの追加,削除,及び変更
24時間連続で稼働するようなシステムにはこのシステム構成変更コマンドが非常に便利です。このコマンドの使い方については次に示す箇所を参照してください。
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システム構成変更コマンドでHiRDBシステム定義を変更する方法については,「HiRDBの稼働中にHiRDBシステム定義を変更する方法(システム構成変更コマンド)」を参照してください。
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ユニット又はサーバの追加,削除,移動については,「システム構成を変更する方法」を参照してください。
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システムファイルの追加については,「システムログファイルを新規追加する場合」,「シンクポイントダンプファイルを新規追加する場合」,又は「ステータスファイルを新規追加する場合」を参照してください。
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グローバルバッファの追加,削除,及び変更については,「RDエリアを作成する方法(RDエリアの追加)」を参照してください。
なお,システム構成変更コマンドを使用する場合はHiRDB Advanced High Availabilityが必要になります。
- 注意事項
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HiRDBの稼働状況によっては,pdchgconfコマンドが実行できないことがあります。詳細については,マニュアル「HiRDBの稼働状況によっては,pdchgconfコマンドが実行できないことがあります。詳細については,マニュアル「HiRDB コマンドリファレンス」のpdchgconfコマンドの説明を参照してください。