24.5.2 監査人が行う操作
(1) 監査証跡表の利用
監査証跡表を利用して監査を行ってください。監査表の列構成については,「監査証跡表の列構成」を参照してください。
(2) 監査証跡表の操作
監査証跡表の操作は監査人が行います。例えば,次に示す操作は監査人が行います。
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監査証跡表及び監査証跡表を基表とするビュー表のSELECT権限だけをほかのユーザに与えられます。SELECT権限の削除もできます。INSERT,UPDATE,及びDELETE権限はほかのユーザに与えられません。監査証跡表のアクセス権限の付与及び削除は主監査人が行ってください。主監査人以外のユーザは監査証跡表のアクセス権限を付与できません。
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監査証跡表にインデクスを定義できます。監査表の列構成については,「監査証跡表の列構成」を参照してください。
なお,監査証跡表を横分割したり,表の定義を変更したりすることはできません。
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監査証跡表の再編成は監査人が行ってください。監査人以外のユーザは監査証跡表を再編成できません。
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DROP TABLEで監査証跡表を削除できます。監査証跡表の削除は主監査人が行ってください。主監査人以外のユーザは監査証跡表を削除できません。
監査証跡表を再度作成する場合は,HiRDB管理者がpdmodコマンドのcreate audit table文を実行してください。