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ノンストップデータベース HiRDB Version 10 システム運用ガイド(Windows(R)用)


20.12.3 電源障害が発生したときの対処方法

HiRDBの処理

電源障害を修復した後に,Windowsを再起動しHiRDBを再開始すると,システムを障害発生時点に回復します。

HiRDB管理者の処置

OSがリブートされた後にHiRDBを再開始してください。ただし,pd_mode_confオペランドの指定によっては,OSのリブート後,HiRDBはユニットを自動的に再開始します。

注意事項

コマンド実行時又はHiRDB開始時に,「KFPO00107-E "open(logblib.c)" failed errno=999 : Unknown error」のメッセージが出力された場合,HiRDBの作業ファイルが破壊されている可能性があります。この場合,HiRDBが停止しているのを確認したうえで,次に示すファイルをすべて削除して回復してください。ただし,4以降のファイルはないことがあります。

  1. %PDDIR%\uxpldir\spool\system\filmng.dat

  2. %PDDIR%\uxpldir\spool\system\flg.dat

  3. %PDDIR%\uxpldir\spool\system\shmmng.dat

  4. %PDDIR%\spool\〜pdatmode

  5. %PDDIR%\spool\〜pdipcid

  6. %PDDIR%\spool\oslmqid

  7. %PDDIR%\spool\oslsmid

  8. %PDDIR%\spool\pdprcsts

  9. %PDDIR%\spool\scdqid1

  10. %PDDIR%\spool\scdqid2

  11. %PDDIR%\tmp\pdommenv

  12. %PDDIR%\uxpldir\spool\shm下の全ファイル

  13. %PDDIR%\uxpldir\spool\system\semmng.dat

  14. %PDDIR%\uxpldir\spool\system\msgmng.dat

これらのファイルを削除した後にHiRDBを開始する場合,エクスプローラなどの他アプリケーションで%PDDIR%\tmpにアクセスしたままの状態で,HiRDBを開始しないでください。