17.2.2 JRE(Java実行環境)
Javaストアドプロシジャ及びJavaストアドファンクション使用時には,HiRDBサーバにJRE(Java実行環境)が必要となります。
(1) JREの入手方法
各プラットフォームのベンダーのホームページから,JREについての情報を取得し,JREを入手してください。なお,プラットフォームによってJREのバージョンが異なります。各プラットフォームのJREのバージョンを次の表に示します。
適用OS |
バージョン |
|
---|---|---|
Type2 JDBC ドライバ使用時 |
Type4 JDBC ドライバ使用時 |
|
Windows (x86) |
1.3以降 |
1.4.2以降 |
Windows (x64) |
− |
1.5.0以降 |
- (凡例)
-
−:Javaストアドプロシジャ及びJavaストアドファンクションを使用できません。
(2) バージョン07-02以前のHiRDBで同梱されていたJREの扱い
バージョン07-02以前のHiRDBでは,JREが同梱されていました。使用していたJREは,HiRDBのアンインストール時に削除されます。
(3) バージョン07-03以降のHiRDBにバージョンアップする場合の注意事項
バージョン07-03以降のHiRDBにバージョンアップする場合の注意事項を次に示します。
-
バージョン07-03以降のHiRDBにバージョンアップする場合,pd_java_runtimepathオペランドにJREのルートディレクトリ(Java Runtime Environmentのルートディレクトリ)を指定する必要があります。また,必要に応じて,pd_java_libpathオペランドにJREのライブラリが格納されているディレクトリを指定してください。
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バージョン07-02以前のHiRDBをインストールしたときに展開されたJREは,「バージョン07-02以前のHiRDBで同梱されていたJREの扱い」の契機で削除されます。バージョン07-02以前のHiRDBをインストールしたときに展開されたJREを引き続き使用したい場合は,次の操作をしてください。
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JREが削除される前に,インストールディレクトリ及びHiRDB運用ディレクトリ以外のディレクトリにJREを退避します。
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pd_java_runtimepathオペランドに,退避したJREのディレクトリを指定します。
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