Hitachi

ノンストップデータベース HiRDB Version 10 システム運用ガイド(Windows(R)用)


14.8.5 障害発生時の対処方法

〈この項の構成〉

(1) インデクス情報ファイルに障害が発生した場合

UAPの実行後からプラグインインデクスを一括作成するまでの間に,インデクス情報ファイルに障害が発生した場合は,プラグインインデクスを遅延一括作成できません。この場合は,次に示すどちらかの方法でプラグインインデクスを作成してください。

上記のどちらの方法も,「UAPで追加したデータ件数+表に元からあるデータ件数」分のプラグインインデクスデータを作成するため,データ件数が大量の場合は大変時間が掛かります。

したがって,インデクス情報ファイルの容量不足などにならないように,ディスク容量に十分余裕があるディレクトリを準備してください。

(2) UAPの実行時に障害が発生した場合

ロールバックされた場合

障害原因を対策した後に,UAPを再度実行してください。

ロールバックされない場合

ログレスモードでUAPを実行した場合などは,ロールバックされません。この場合は,データベース回復ユティリティでデータベースを回復した後に,UAPを再度実行してください。

(3) プラグインインデクスの一括作成時に障害が発生した場合

障害原因を対策した後に,データベース再編成ユティリティを再度実行して,プラグインインデクスを一括作成してください。