14.7.3 リロード(データロード)をログレスモードで実行した場合の回復例(インデクス格納RDエリアにほかの表又はインデクスがある場合)
- 例題
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インデクスが定義されている表のリロードをしていました。このとき,インデクス格納RDエリアの容量不足のため(又はソート処理エラーのため),インデクスの一括作成処理中にエラーが発生しました。なお,ソート処理エラーが発生した場合は,KFPL15062-Eメッセージが出力されます。
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プラグインインデクスが定義されている表に,追加モードでデータロードをしていました。このとき,インデクス格納RDエリアの容量不足のため,プラグインインデクスの一括作成処理中にエラーが発生しました。
このとき,データは次に示すようになっています。
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- 〈この項の構成〉
(1) メッセージを確認します
データロードの場合はKFPL00703-Iメッセージが出力されているかを確認してください。リロードの場合はKFPL00714-I又はKFPL00734-Iメッセージが出力されているかを確認してください。出力されていれば表データは完成状態になっているため,pdrelsコマンドで表データ格納RDエリア(RDAREA1)の閉塞状態を解除してください。
pdrels -r RDAREA1
(2) pdrstrコマンドでインデクス格納RDエリアを回復します
インデクス格納RDエリア(RDAREA2)を回復してください。RDエリアの回復方法については,「データベースの回復方法」を参照してください。
(3) pdmodコマンドでインデクス格納RDエリアの容量を拡張します
RDエリアの容量不足でエラーとなった場合は,pdmodコマンドでインデクス格納RDエリア(RDAREA2)の容量を拡張してください。RDエリアの容量拡張方法については,「RDエリアの容量を大きくする方法(RDエリアの拡張)」を参照してください。
なお,ソート処理エラーの場合は,この操作は必ずしも必要ありません。出力されたエラーメッセージを参照して対策してください。
(4) pdholdコマンドでインデクス格納RDエリアを閉塞します
pdhold -r RDAREA2
既に閉塞している場合はこの操作は必要ありません。
(5) pdrorgコマンドでインデクスを再作成します
pdrorg -k ixrc -t TABLE1 C:\pdrorg\rorg03
(6) インデクス格納RDエリアのバックアップを取得します
更新前ログ取得モード(省略値)でインデクスを再作成したため,インデクス格納RDエリア(RDAREA2)のバックアップを取得してください。バックアップの取得方法については,「例題8(RDエリア単位にバックアップを取得する場合)」を参照してください。
(7) pdrelsコマンドでRDエリアの閉塞を解除します
pdrels -r RDAREA2
コマンドの実行後,実行結果が正しいかどうか確認することをお勧めします。コマンドの実行結果の確認方法については,マニュアル「HiRDB コマンドリファレンス」を参照してください。