32.3.2 参照DBのプラグインインデクス再作成について
参照DBでは，データの反映を行った場合でもプラグインインデクスについては同時に反映を行いません。このため，検索方式ごとに検索の結果が異なることになるため，検索方式に関わらず検索結果が一致する必要がある場合，参照DB側でプラグインインデクスを再作成し，最新のプラグインインデクスの状態にする必要があります。
なお，プラグインインデクスの再作成方法については，マニュアル「HiRDBコマンドリファレンス」の「データベース再編成ユティリティ（pdrorg）」を参照してください。
プラグインインデクスを再作成しない場合の検索結果を次の表に示します。
|
検索方式※ |
検索概要 |
検索結果 |
|---|---|---|
|
テーブルスキャン |
テーブルだけを対象とした検索 |
テーブルのデータだけで検索結果を返します。インデクスのデータに依存しません。 |
|
インデクススキャン (PLUGIN INDEX SCAN) |
プラグインインデクスで絞り込んだ後，テーブルを対象とした検索 |
プラグインインデクスのデータを元に絞り込みを行います。 例えば，テーブルに存在していたとしても，データが存在しないこととして検索結果を返すことがあります。 |
|
キースキャン (PLUGIN KEY SCAN) |
プラグインインデクスだけを対象とした検索 |
プラグインインデクスのデータだけを使った検索を行います。 例えば，テーブルのデータの有無に関係なくインデクスに存在するデータで検索結果を返すことがあります。 |
|
複数インデクス利用検索 |
複数のインデクスを利用した検索（プラグインインデクスを含む） |
インデクス間でデータの差異がある場合，その差異の中で指定された条件を評価して検索結果を返します。 |
- 注※
-
検索方式の詳細については，マニュアル「HiRDB UAP開発ガイド」を参照してください。