15.3.1 RDエリアを拡張する前に
- 〈この項の構成〉
(1) 容量を拡張できるRDエリア
容量を拡張できるRDエリアを次に示します。
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ユーザ用RDエリア
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ユーザLOB用RDエリア
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マスタディレクトリ用RDエリア
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データディレクトリ用RDエリア
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データディクショナリ用RDエリア
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データディクショナリLOB用RDエリア
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レジストリ用RDエリア
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レジストリLOB用RDエリア
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リスト用RDエリア
(2) RDエリアを拡張するときは?
次の場合にRDエリアを拡張します。
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表の行数が増加してデータが格納できなくなった場合
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RDエリアの再初期化の方法ではRDエリアの容量を増やせない場合(RDエリアの再初期化については,「RDエリアの容量又は属性を変更する方法(RDエリアの再初期化)」を参照してください)
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一つのRDエリアを複数のHiRDBファイルで構成してもよい場合
(3) 注意事項
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HiRDBファイル数を増やす場合はpd_max_file_noオペランドの値に注意してください。RDエリアを構成する全HiRDBファイル数がこのオペランドの値を超える場合はRDエリアを追加できません。
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拡張するRDエリアを次に示す状態にする必要があります。
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RDエリアが障害閉塞状態の場合は,障害閉塞となった要因を取り除いた後にpdrelsコマンドで閉塞状態を解除してください。
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RDエリアがクローズ状態の場合は,pdopenコマンドでオープン状態にしてください。
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