13.12.13 ほかの機能との関連
(1) 関連リソースの無効化
分割格納条件を変更する表にルーチンが定義されている場合,ルーチンを無効化します。ルーチンにはトリガ定義で作成されたルーチンも含みます(参照制約動作でHiRDBが内部的に作成したトリガのルーチンも含みます)。
無効になったルーチンは,ALTER ROUTINEで再作成する必要があります。
(2) 参照制約及び検査制約
被参照表,参照表,及び検査制約表に対する分割格納条件変更時の運用については,「参照制約及び検査制約を使用している場合の運用」を参照してください。
(3) インナレプリカ機能
インナレプリカ機能を使用した場合,分割格納条件を変更する表及び関連するリソースを格納するRDエリアの世代数をすべて同じにする必要があります。また,参照制約を使用している場合,参照表,被参照表を格納するRDエリアの世代数をすべて同じにする必要があります。なお,分割格納条件の変更によって削除されるデータは全世代のRDエリアが対象となります。
(4) ユティリティとの同時実行
データベース作成ユティリティ,データベース再編成ユティリティなどのデータベースを更新するユティリティを実行中に,分割格納条件を変更することはできません。変更した場合,分割格納条件に合わないデータが,データベースに登録されてしまうことがあります。