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ノンストップデータベース HiRDB Version 10 システム運用ガイド(UNIX(R)用)


29.7.1 注意事項

〈この項の構成〉

(1) pdunitに指定するホスト名に対応するIPアドレスについての注意事項

拡張ユニットを定義している場合,定義していない場合と比較してHiRDBの開始処理完了及び系切り替えに時間が掛かります。そのため,次のようにする必要があります。

(2) コマンド実行時の注意事項

拡張ユニットを定義している場合,次の表に示すコマンドはユニットごとに実行してください。システム全体に対して実行すると,コマンドの実行に時間が掛かるか,又はコマンドがエラーとなるおそれがあります。

表29‒4 拡張ユニットを定義している場合のコマンドの実行単位

コマンド名

実行単位

pdbufls

サーバ

pdbufmod

RDエリア

pdchprc

ユニット

pdclibsync

ホスト

pdclose

RDエリア

pdclttrc

ユニット

pdconfchk

ユニット

pdcopy

サーバ又はRDエリア

pddbfrz

RDエリア

pddbls

サーバ又はRDエリア

pddbst

RDエリア

pdhold

RDエリア

pdjarsync

ホスト

pdls -d act

ユニット及びサーバ

pdls -d aud

ユニット

pdls -d ha

ユニット又はサーバ

pdls -d lck

ユニット及びサーバ

pdls -d org

ユニット及びサーバ

pdls -d prc

ユニット及びサーバ

pdls -d rpl

ユニット及びサーバ

pdls -d scd

ユニット及びサーバ

pdls -d stj

ユニット及びサーバ

pdls -d svr

ユニット

pdls -d trn

ユニット及びサーバ

pdobils

サーバ

pdopen

RDエリア

pdpfresh

サーバ

pdrels

RDエリア

pdrstr

サーバ又はRDエリア

pdstbegin

ユニット及びサーバ

pdstend

ユニット及びサーバ

注※

pdbufmodコマンドを実行すると,HiRDBはグローバルバッファの情報を取得するために,拡張ユニットを含めたすべてのサーバにアクセスします。そのため,停止中の拡張ユニットがあると,RPC通信エラーのメッセージKFPH00132-E(code = -7)が出力されますが,KFPH00110-Iメッセージが出力されていれば,pdbufmodコマンドの処理は完了しています。この場合,KFPH00132-Eメッセージは無視してください。