26.7.11 系切り替え失敗時のHiRDB自動再起動機能に関する注意事項
系切り替え失敗時のHiRDB自動再起動機能に関する注意事項を次に示します。
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この機能によって再起動したHiRDB(HiRDB/パラレルサーバの場合はユニット)が起動中に再び異常終了した場合は,この機能による再起動は行われません。手動によるHiRDBの起動が必要です。
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この機能によって再起動したHiRDBが起動中に再び異常終了した場合でも,再起動処理の失敗による異常終了回数を加算します。
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異常終了回数が上限(pd_term_watch_countオペランドの指定値)に達した場合,HiRDBはPAUSE状態となり,この機能による再起動は行われません。
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この機能によって再起動したHiRDBが起動中に再び異常終了した場合,HAモニタのmonshowコマンドで表示されるステータスが「>ONL」(起動リトライ中)になることがあります。その場合は,HAモニタのmondeactコマンドを実行して,起動リトライ中の状態を解除してください。
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この機能をマルチスタンバイ構成で運用しているシステムで使用すると,系の切り替えに失敗したときに,HAモニタは更に別の待機系に系を切り替えます。一方,この機能は系の切り替えに失敗した系で再起動を行います。その結果,系の切り替えに失敗した系のHAモニタのステータスが「*SBY*」(実行サーバの起動動待ち状態)又は「SBY」(待機処理中)になることがあります。そのため,系の切り替えに失敗した系を停止状態にしておく必要がある場合は,HAモニタのmonsbystpコマンドで待機系停止を行うか,HiRDBのpdstopコマンドで強制停止してください。
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次の条件を満たす場合,この機能によってHiRDBが再起動してもHAモニタのmoshowコマンドで表示されるステータスが「*SBY*」(待機起動待ち)になり起動が完了しない場合があります。
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HAモニタのserver定義文のswitch_errorオペランドにretryを指定していない。
この場合,HAモニタのmonactコマンドでHiRDBを実行系として起動するか,pdstopコマンドでHiRDBを強制停止してください。この機能を使用するときは,必ずHAモニタのserver定義文のswitch_errorオペランドにretryを指定してください。
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