25.12.1 接続制限対象の登録
接続制限対象の登録は,DBA権限保持者がします。
接続制限対象の登録は,CREATE CONNECTION SECURITY FOR CONSTRAINT文を実行します。登録時に指定する項目を次の表に示します。
情報 |
内容 |
---|---|
接続制約名 |
接続制限の条件を一意に示す名称を設定します。 |
接続可否 |
接続の許可,又は拒否の判定種別を設定します。 |
IPアドレス |
接続制限の対象となるIPアドレスを設定します。 個別のIPアドレス指定のほか,アドレスプレフィックス指定,及びアスタリスク文字("*")を使用したワイルドカード指定ができます。 |
認可識別子 |
特定のユーザに対して接続制限を設定する場合に,適用するユーザの認可識別子を設定します。 省略した場合,接続制限はすべてのユーザに対し適用されます。 認可識別子が指定された接続制限が登録されているユーザは,認可識別子指定の接続制限だけが適用されます(認可識別子が省略された接続制限は適用されません)。 |
最大登録数は10,000です。
構文規則についてはマニュアル「HiRDB SQLリファレンス」のCREATE CONNECTION SECURITYを参照してください。
登録情報は,ディクショナリ表(SQL_ACCESS_SECURITY)に格納し,DBA権限保持者,又は監査人が参照できます。ディクショナリ表の詳細については「HiRDB UAP開発ガイド」のSQL_ACCESS_ SECURITY表の内容を参照してください。