11.5.2 HiRDBを終了してサーバを削除する場合
HiRDB/パラレルサーバのフロントエンドサーバ(FES3)とバックエンドサーバ(BES4)を削除します。このときの手順を説明します。
- ポイント
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システムマネジャ又はディクショナリサーバは削除しないでください。
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フロントエンドサーバが0個になるようなサーバの削除はしないでください。
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バックエンドサーバが0個になるようなサーバの削除はしないでください。
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- 〈この項の構成〉
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(1) pdmodコマンドでBES4のRDエリアを削除又は移動します
RDエリアの削除については,「RDエリアを削除する方法」を参照してください。RDエリアの移動については,「RDエリアを移動する方法(RDエリアの移動)」を参照してください。
(2) クライアント環境定義を変更します
クライアント環境定義に次に示すオペランドを指定している場合は注意が必要です。これらのオペランドに削除対象のフロントエンドサーバ(FES3)を指定している場合は指定値を変更してください。
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PDFESHOST
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PDSERVICEGRP
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PDSERVICEPORT
(3) pdstopコマンドでHiRDBを正常終了します
pdstop
必ず正常終了させてください。
(4) pdloglsコマンドでユニット3のシステムログファイルの状態をチェックします
pdlogls -d sys -s bes3
(5) pdlogunldコマンドでアンロード待ち状態のシステムログファイルをアンロードします
pdlogunld -d sys -s bes3 -g log01 -o /unld/unldlog01
(6) pdlogrm及びpdstsrmコマンドでユニット3のシステムファイルを削除します
pdlogrm -d sys -s fes3 -f /sysarea/log01 1 : pdlogrm -d spd -s fes3 -f /sysarea/sync01 2 : pdstsrm -s fes3 -f /sysarea/ssts01 3 : pdstsrm -u UNT3 -f /sysarea/usts01 4 :
- 〔説明〕
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FES3,BES3,及びBES4のシステムログファイルを削除します。
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FES3,BES3,及びBES4のシンクポイントダンプファイルを削除します。
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FES3,BES3,及びBES4のサーバ用ステータスファイルを削除します。
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ユニット3のユニット用ステータスファイルを削除します。
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(7) HiRDBシステム定義を変更します
サーバ構成の変更を反映したHiRDBシステム定義を作成してください。
(8) pdloginit及びpdstsinitコマンドでユニット3に必要なシステムファイルを作成します
pdloginit -d sys -s bes3 -f /sysarea/log01 -n 5000 1 : pdloginit -d spd -s bes3 -f /sysarea/sync01 -n 5000 2 : pdstsinit -s bes3 -f /sysarea/ssts01 -c 3000 3 : pdstsinit -u UNT3 -f /sysarea/usts01 -c 3000 4 :
- 〔説明〕
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BES3のシステムログファイルを作成します。
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BES3のシンクポイントダンプファイルを作成します。
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BES3のサーバ用ステータスファイルを作成します。
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ユニット3のユニット用ステータスファイルを作成します。
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ステータスファイルを再作成したため,RDエリアの障害閉塞状態は引き継がれません。したがって,HiRDBの正常開始後,必要に応じてpdholdコマンドでRDエリアを再度閉塞してください。
(9) pdconfchkコマンドでHiRDBシステム定義をチェックします
pdconfchk
エラーがある場合はHiRDBシステム定義を修正して,再度pdconfchkコマンドを実行してください。
(10) pdstartコマンドでHiRDBを正常開始します
pdstart
コマンドの実行後,実行結果が正しいかどうか確認することをお勧めします。コマンドの実行結果の確認方法については,マニュアル「HiRDB コマンドリファレンス」を参照してください。