10.7.1 HDP機能とは
HDP機能とは,サーバマシンに仮想ボリュームを提供し,サーバマシンからのデータの書き込み要求に対して,必要な分だけの実容量を割り当てる機能のことをいいます。
仮想ボリュームにHiRDBファイルシステム領域を作成することで,実ボリュームにHiRDBファイルシステム領域を作成する場合に比べて,容易にファイルサイズを拡張できるようになります。
HDP機能の詳細については,HDP機能のドキュメントを参照してください。
HDP機能の概要を次の図に示します。
- 注意事項
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DPプールが容量不足の状態でデータの書き込み要求を行うと,入出力エラーが発生します。このため,DPプールが容量不足にならないように容量を監視する必要があります。DPプールの容量を確認する方法については,HDP機能のドキュメントを参照してください。